いちおう、喫茶ピーコックにも理念があります。
たいしたことじゃないんだけど、日々思うことや経験則的なものをまとめて冊子にしています。
新しいスタッフが入った時には“付録”のような感じで渡してるんだけど(笑)
全5ページ、10項の、仕事のヒント。
喫茶店というよりもウチで過ごしたスタッフたちがまた他所で仕事をする時、学生が社会へ出ていく時、そんな時のちょっとした手引きになればいいかなと。
そのうちの一節を引用しますね。
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「仕事はクリエイティブなもの。」
毎日の仕事を「減らしていく」と考えるのではなく、その仕事に取り組むことで自分の能力を高め、経験を蓄積し、工夫・改善し、質を上げていく。
自分の中に「足していく」考え方が大事です。
仕事を「消耗」と考えてしまっては人生が台無しです。
勤務時間も自分の人生。
仕事を通じて自分が成長し、自分の仕事で誰かの1日がちょっと豊かになる。
接客業は誰かの1日に大きく関わっている仕事なのです。
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体裁上は経営者と従業員という雇用関係ですが、僕としては「同じ時間を同じ場所で過ごすチーム」のような感覚です。
スタッフは僕の人生を手伝ってくれているので、僕もスタッフの人生を手伝います。
それがお金である場合もあるし、そうじゃない場合もある。
チーム全員で喫茶ピーコックを作り、町の人に喫茶ピーコックを買ってもらおう。
飲食業・接客業と言えど、これだけ物や情報が溢れかえり機械化が進んだ状態では、物や情報には価値がありません。
僕らが扱うのは、気持ちや笑顔や、距離や信用です。
その上に、物やお金が行き来しているだけです。
というか、それを下敷きにしないとうまく動かないよな、と思うんです。
「商品を売るのではなく、気持ちを買ってもらう。」
最近読んだ本にいいこと書いてました。
1時間働いて「時給」しかもらえないような職場は時間がもったいないよ、とスタッフにはよく言います。
少し視点を変えるだけで、得るものはたくさんあります。
その時はお金にならなくとも、自分の人生を支える柱になるような出来事は身近なところにあるものです。
サクサク働くには面倒な職場ですが(というか僕が面倒な人間なだけですが(笑)、そんな喫茶ピーコックは【スタッフ募集中】でございます☆
ご興味ある方は<コチラ>からお問い合わせください〜