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【物語を生きているか?】物を売るバカ

 

この本を読んだのもずいぶん前。

「物を売る」っていう話なので、喫茶ピーコックや64ROASTERSのことかと思いきや、これを読んで実行したのは「豊中こどもれもねいど」の活動なのでした。

 

商品とはいえ今の時代「物」だけではなく、「モノ、コト、トキ」消費と言われていますよね。

その「モノ」にどんな「コト」が含まれていて、それを手に取ったり体験したりする「トキ(時間)」までを丁寧に想像できてこそ価値が生まれるよというような話です。

 

いわゆる「ストーリーブランディング」のようなことなんだけれど、それが実例を交えて解説してくれているのですごくわかりやすいです。

「奇跡のリンゴの木村さん」の話なんて、特にそのころ「レモン」に熱かったのでもう、、、。笑

 

 

ただがむしゃらに頑張るとか自分だけが感じる感覚を信じるのではなくて、その努力が最大限の価値を発揮できるように「語れるまで」作り込んでいく。

ことの発端から未来の思いまで、丁寧に紡いでいく。

 

 

「売る」とか「買う」とかって、物がなかった時代にはすいすい動いたと思うんですよね。

でも現代の消費行動には、「心が動く」ことがかなりの割合を占めているんだと思います。

 

「満足」の次は、「感動」です。

 

 

自分の商品に対して、「愛」を語れるかどうかくらいのところまできましたよね。

たとえそれがバカにされたとしても、バカになれるくらいの人たちが世の中を動かしてきたんだと思うんです。

 

 

究極に突き詰めて考える「愛すべきバカ」の商品って、興味ありませんか?

それが見えたときに、人は動くんじゃないかと思うわけです。

 

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