人生は、右脳と左脳を右往左往。

●レイトショー行った

 

こないだひさびさ、レイトショーに行ってきました。こういう仕事だとわりと毎日がルーティン化して繰り返しの日々になってしまうので、ここはいっちょと思い立ち。特にこれといって観たいやつがあった訳じゃなかったので、便利な映画アプリで面白そうなのを探して。

昔からミニシアター系の映画が好きだし、何よりも会場の雰囲気や置いてある冊子やチラシが好きなんですよね。大手映画館じゃ絶対にあかんやつとか置いてある。笑

観たのは中島らもの遺作「デコチン」、内容は伏せますが笑、「あ~、中島らもだなー」と感性をどつかれました。

 

仕事のルーティンも店のこと考えるのも大事だけど、店とは全く関係のないこととか「個人的な趣味」とかも大事ですね。
僕の場合は店がかなり趣味に近いので線引きが難しいけど、「自分のためにしかならないこと」に触れるのは大事だなー。

 

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●本屋熱、ふたたび

 

去年、「古物商許可」を取って以来、本棚に本を並べて店でも売ってるんだけど、京都の書店「ホホホ座」山下さんの本を読んだり、同じく京都の誠光社に行ったりと最近は「独立系書店」といわれる所に興味津々。

 

ピーコックでは僕の読み終えた本を並べて売ってるだけだけど、もっと選書というか「売り場をつくる」ことを考えようと思う。テーマ決めて並べたり、言葉を添えたりとかさ。
新書を扱うまではいかないけど、古本も仕入れようと思うしブックオフ通ったりしたい。

 

今はどうしてもビジネス書・実用書・自己啓発とかそういうのが多いけど、もっと幅広く並べたいとも思うわけです。こういうのこそ、感性で。

まちの喫茶店、飲食店としてきちんと営業しつつも、カルチャーというかアートというか、感性や教養や表現のようなものを感じられる場所にしたいな。そこのバランスがいちばん難しいんだけどね。

 

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●喫茶店が好きです

 

京都に行ったついでに寄った、ずっと気になってたカフェ。店主さんはめちゃくちゃこだわりの強い人で著書もたくさんあるし何冊か読みました。共感できる部分もあったし、クセあるな~と思うこともあって。

自分でやってて思うけど、良くも悪くも「店」っていうのは店主の柄が出るんですよね。それこそ意識していない、言葉にしていない些細な性のようなものまで憑依しちゃうんです。なので、どれだけ著書を読んでも「その場=店」の説得力には勝てないんじゃないかと思う。

 

僕が伺った時は店主さんはいなかったけど、有名店にありがちな、知り合いや友達が店の人と話し込む系の店でした。常連さんというよりは、知り合い友達の雰囲気。

それ自体は悪くないと思うんだけど、「お喋りの合間にコーヒー屋やってる」くらいのスタンスで、店員さんとなかなか目が合わない、ぜんぜん注文できない、、笑

 

ちょっと古くさい話かもしれないけど、「目配り、気配り、心配り」っていう言葉があります。

 

注文を出したら終わりじゃなくて、そこからが始まりです。ドアを出て3歩にその店の印象が決まると僕は思ってます。

そんなわけで僕の期待値が高すぎただけかもしれないけど、やっぱり僕は玄人向けに通なものを出すんじゃなくて、近所で当たり前に暮らす人の生活に、当たり前に登場する「まちの喫茶店」でありたいなとあらためて思いました。

 

でもこういう反面教師とまではいかなくとも、いろんな文化に触れたり見聞きするのは大事ですね。井の中の蛙というか。

 

これからも閉店後とか定休日とか、あちこち出掛けようと思う。
実際に体験するのがいちばん影響受けるからね。

 

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●こちら服部天神駅前喫茶店-130(店主のYouTubeラジオ)

『君に足りないのは、感性なんだよ。』

 

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