今日は同じ豊中の蛍池にある「団欒長屋」さんにおじゃましてきました☆
「こどもれもねいど」を始めるにあたって、”子供たちにより近い地域団体さん”ということで紹介をしていただき、れもねいどの活動もサポートしてくださっています!
学童保育や地域の多世代交流をされている団体さんで、なんだかもうちょっとした映画に迷い込んだような雰囲気の素敵な空間なのです。
そこで今回お話があったのが、「だんらん新聞の記事で特集したいので取材をさせてほしい」とのこと。
子供たちが中心となって発行している新聞で、インタビューや文字起こし、撮影や配布もすべて子供たちが関わる団欒長屋プロジェクトの活動の一環。
普段は取材をすることが多いのだけれど、これもすごく楽しみで、ぜひぜひということで取材を受けてきました!(笑)
子供たちはみな真剣で、事前に書き出しておいた質問をする子、僕の話を聞きながら書き取っていく子、写真をせっせと撮影する子、イラストや似顔絵を描いている子。
10人ほどの子供たちに質問攻めにあい、楽しい時間はあっという間☆
10月29・30日(土日)に蛍池周辺で行われる「蛍池ハロウィンバル」にも、30日のみですが「こどもれもねいどブース & Deli.co(デリコ)」で参加します!!
団欒長屋の前でいろいろと出店があるそうなのですが、レモンカルピスの販売と活動展示、コーヒーのドリップと雑貨販売をしてきます。
興味津々でぐいぐい質問してくる子供たちに「どんな質問でもいいよ、レモンと関係なくてもいいよ~」と言ったところ。
「世界を破滅させたいと思ったことはありますかー?」と破壊力のある質問が(笑)
小学生男子の発想っていいよね、僕らの頃と変わってなくて安心しましたよ。
「破滅はないです!」と大人な対応をしておきました!!!
難しい話はまだだよなぁと思っていたので伏せましたが、帰りの車中でふと思い返してみてさ。
子供の頃ってただただ毎日を思いっきり生きて、高校生ぐらいで「将来」っていう進路を迫られるわけです。
そこで初めて周りをじっくり観察するようになって、迷いだとか不安だとか希望だとか、いろいろと湧き起ってくるわけですよね。10代の終わり頃には現実味が出てきちゃって、もっといろいろ見えてきます。
僕はその頃、安全ピンとチェーンと鋲を身にまとい、ギターとかドラムとかを掻き鳴らしぶっ叩きながら「くだらない世の中だー!!」とか叫んでたので(笑)、あの頃の世間に対する反抗心とか不信感とか、無力感みたいなものは、「世界を破滅」に近いくらいの勢いがあったのかもしれないですね。
でももう倍ぐらい生きた今となっては、「破滅」はさすがにないです(笑)
破滅させるくらいのエネルギーなら、創造や構築にまわしたいくらい。
「くだらない世の中をぶっ壊したい!」と思う気持ちは間違ってないです。
むしろ、それぐらいのエネルギーがなくっちゃこの先やっていけないです。
でも、大事なのは。
ぶっ壊した後に何を作ろうとしているのか?
その作ったもので誰が喜ぶのか?
そこまで考え抜いて、それをやりきる気概を持てるのなら、できるだけ派手にぶっ壊したほうが面白いです。
ぶっ壊す様もきっとドラマチックです。
爆破でもなんでもすればいい。
そんな目を持っていれば、仲間もたくさんできるはず。
さすがに子供たちにそこまでは言えないけれど、この子たちが大きくなって迷いや不安に苛まれている時に「これな、絶対言ったらあかんで。このドア、押しても引いても動かへんけどな、週末になったら人の出入りがあるから、その人たちと仲良くなり。そしたら友達やで~っていう顔してスッと入れるから。」っていう「そっち系」の先生にでもなれればいいなと。
熟年の僕は、世の中をボコボコにしばきあげて破壊してきた瓦礫の上に小屋を建てて、ひっそりと喫茶店をするんですよ。
瓦礫を足で踏み固めたちょっと凸凹のとこでね、ひっそりと、綺麗にコーヒーを入れるんです。
そんなドロップアウトからのスリップインみたいな話に管を巻きながら、若者を翻弄する変なおじさん。
「マスター、ちょっと砂糖もらっていいですか~?」(よく来る学生)
「ふっふっふ、まだまだ甘ちゃんてことやな~(笑)」(近所のおじさん)
「自分に厳しく、人には甘くやね、やっぱり。」(隣のおばさん)
「甘くっていうか、寛大でないとな!!関西大学やないで!」(なんかいつもいるおじいさん)
「この人らの話聞いてたらアホになるで!はよ学校行き!!!(笑)」(僕)
みたいなね。
大人の役割って、子供たちが将来に対して期待が持てるようなコントをどれだけ演じ切れるかってとこやと思います。
舞台稽古の汗水は袖に仕舞って、意気揚々と「さぁ、やろか。」と言えるかどうかです。
さ。
今年もまだまだ勝負どころ。
いっちょ、やりますか。
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