今日も週末土日に開催される「ちびっこ天国おかまち夜店大会」でのこども八百屋【八百子(やおこ)】出店に関する最終ミーティング。
決めなきゃいけないこと、やらなきゃいけないこと、買わなきゃいけないものなど、リストアップしたり作業分担したり、あみだくじしたり。
いよいよ具体的になってきて、「ま、まじで俺たちにできるんだろうか…」みたいな空気になってたんだけど(笑)
始めにこのお話を頂いた時に「就活や職場で躓いたり、続かなかったり、一歩踏み出せない若者に勇気を!」みたいな雰囲気だったので、あーこれアレやな麦わらの一味的なアレなんかなーとか勝手に思ってたわけですよ(笑)
で、ストーリーを練ってちょっと負荷のかかる役割分担をしたり、僕はなるべく口を挟んだりせずにどこまでいけるんかなぁと様子を見てたんだけど。
僕の予想をはるか斜め上に越えていく出来なんですよね。
こんなこと言うとアレですけど、すごくクセがあったり扱いにくい部分があったりするのかな?とも思っていたわけです、予防線として色々シュミレーションもしていました。
でもでも、今の率直な感想で言うと。
みんなとやれて良かったなぁ!と思っています。(まだ準備なだけですが(笑)
単純に、楽しい時間でした。(まだ始まっていねーっつの)
それぞれにキャラクターがあって、適役があって、その中でベストな仕事をしてくれて。
ホワイトボードを眺めても、あーこれ、いったねー!!と楽観的な僕なんだけど。
メンバーはやっぱりちょっとの不安があったりと様々。
当日の仕事量だとかオペレーションも思いっきり頑張ってなんとかやれるんちゃうかな?くらいのボリュームに設定してあるので、【一歩前へ】踏み出してもらえるようにと僕自身も距離を取りつつ。
地元の祭りで八百屋をやるだけなのに、ホワイトボードを使ってミーティングを重ね、ブレストもやって宿題まで出してって相当ですよ(笑)
ここまでやって不安っていうのは、あと経験値くらいでしょうか。
僕は年がら年中お祭りわっしょい人生だし、頭の中も常にお囃子流れてるようなものなので、シュミレーションの中ではもう打ち上げ始まってるんだけど(笑)
それともうひとつ。
土日の2日間なんだけど、土曜日は僕、先約があって出れないよーって言ってたんですよ。
キャリアブリッジのスタッフさんと頑張ってね!と。
ほんで、今日のミーティングが終わって、ずっと店で考えてたんだけど。
就活や職業訓練や進路相談で通所を始めた彼らのもとに突如、「八百屋やるでー!」みたいなおっさんが現れてですよ。
日時も作業内容も役割分担もガツガツ決められて、炎天下のもと畑でトマトの収穫に連れまわされたり。
アイデア出してね、クイズ決めてね、ToDo作ってね、と鬼軍曹。
挙句の果てには「土曜日先約があるのでアデュー!!」と投げっ放す。
そりゃ不安になるわな、と(笑)
自由すぎる37歳。
でもきっと、彼らは【一歩前へ】出るんだろうなと僕は思っていて。
てか、出なきゃ回んないからね(笑)
今回をキッカケに、ほんの少し、1ミリでも変わるんだろうなと思っています。
世間や社会を批評したり他人や周りに期待したりしてみても、それはテレビを見ているのと同じで、自分がその椅子から立ち上がらなきゃ何も変わりません。
変化は待つものじゃなくて、自分で作り出すもの。
躓こうが引っかかろうが振られようが、「やるかやらないか」だけの話です。
そして彼らは「やって」くれて、さらに土日も「やる」んです。
その現場に居合わせたいなぁ、世界が変わる目撃者になりたいなぁと思ったんですよ、さっき。
初め自分から無理矢理に巻き込んでおいて、最後は彼らに「巻き込まれたいなぁ」と、思ったんです。
で。
その「先約」っていうのは、僕が今通っている「とよなか地域創生塾」の公開講座。
ちょうど時間も被っちゃってて、これは行かねばと思っていたんだけどね。
でもやっぱり、【八百子】に行くことにします。
どっちを観たいか?って考えると、僕は目撃者になりたい。
彼らの頑張りが繋がっていくのを追っかけたいなぁと思うんです。
というわけで、協働研究所の与那嶺さん、片岡さん、塾生のみなさん。
今週は欠席します、すんませーん!!(あとで正式にメールします!)
僕も若い時、ずいぶん変なおっさんに助けられました。
今度は僕の番だなと!
人を巻き込んでいくにはいくつかのコツがあります。
わかりやすいのは、「みんなが行きたいんだけど行けない、行かない場所にひとりで突っ込んでいく人」。
そして「みんなが言いたいんだけど言えない、言わないことをひとりででも大きな声で言っちゃう人」。
スポーツでも政治でも文化芸術でも、共通してこれです。
リスクや不安があって、失敗する可能性もあって、なんなら放棄しても良いようなことに対して向かっていくスタイル。
光と影、表と裏、成功と失敗、です。
そこにストーリが生まれ、ドラマがあり、魅了されていくのだと思います。
今回は僕が仕掛けたにも関わらず、最後は彼らのストーリーに巻き込まれてしまいましたね(笑)
世の中に冷たくされて 一人ぼっちで泣いた夜 もうダメだと思うことは 今まで何度でもあった
本当の瞬間はいつも 死ぬほど怖いものだから 逃げ出したくなったことは 今まで何度でもあった
馴れ合いは好きじゃないから 誤解されてもしょうがない それでも僕は君のこと いつだって思い出すだろう
(THE BLUE HEARTS/終わらない歌)
世界を変えるで言うと、もうひとつ。
「豊中こどもれもねいど -2017-」のフライヤーが今日あがってきました!!!
週末の八百子でも配布します!!
こっから8月前半にかけて市内各地へ配布しまくります!
詳しくはまた紹介しますが、まだまだネタは尽きませんよ。
世の中を面白くしていくのは他の誰でもなく、自分自身なんです☆
この記事へのコメントはありません。