すっかり遅くなってしまいましたが、先週土日は岡町の夜店大会で【八百子】でした!
「やおこ」っていうのは、豊中野菜のこども八百屋。
市内の農家さんから野菜を仕入れて、まちのイベントなどで販売します。
呼び込みから販売、お金のやり取りや準備片付けまで、こども達が店主となってがんばってくれました☆
日曜日は実際の畑で収穫もし、自分たちで収穫した野菜を販売するという流れ。
オクラの生え方に驚き、トマトに付いた虫にビビり、デカくなったキュウリに爆笑するこどもたち。
大人にとってみれば、ながーい1日でした(笑)
ここの農家さんはけっこう気さくな方で、「ええよええよ、じゃんじゃん連れておいで~!」と言ってくれはったので、遠慮なしにみんなで訪問。
夏野菜をじっくり観察しながら、みんなで収穫していきます。
5月には「イチゴ狩り体験」もされているので、また来年、その時期にはお世話になろうかと思っています(^^)
収穫した野菜は子供たちが分別&箱詰めをしてお祭り会場への準備。
地域農業に巻き込まれるの図。(笑)
でもね、こういう原体験がまちの未来を作っていくんですよ。
「将来、まちを作る人を作る」方が良いと思うんだけど。
何度も言いますがここ、豊中市内ですからね(笑)
そしてそして、晩は岡町に移動しての八百子!!
前日の土曜日は大人チームだけで出店したんだけど、普通に八百屋をするよりも子供相手だしゲーム性があったほうが良いなと実感したので、2日目はもう「野菜くじ」だけで勝負に出ました!(笑)
要するにこれね。
ヒモを引っ張れば。豊中の野菜が当たる!という斬新なゲーム。(笑)
オクラやキュウリに始まって、特賞はスイカまで!
子供よりもお母さんたちの目が輝いていましたよ☆
八百子さんたちも張り切って、呼び込みやPOP作りに励んでくれました!
今回もたくさんの人に協力して頂いて。
こども達がお揃いで着けている「前掛け」は洋裁得意な大本さんにお願いして作ってもらいました!
例の雑な手描きオーダーにて(笑)
八百子のロゴをお願いした書家の北野さんには、八百子の旗も書いていただきました!
とにかくすごい人で熱気もむんむんで、僕も終始メガホンとピコピコハンマーで呼び込み。
こういう職業じゃないんですけどね(笑)
「よくわかんない板」に付いてきました!
去年作った顔抜き看板も大活躍☆
ちびっこから女子高生やママさん達まで、みんな撮影してくれていました!
そして何より頑張ってくれたのは、就労支援などをされている「キャリアブリッジ」の面々。
白砂さん、長塩さん、一木さんはもちろんのこと、通所されてる4人も本当によく頑張ってくれました(^^)
就職や人間関係で躓いてっていう風に聞いていたので、お話を頂いた時にはどうなる事やらと思っていたんだけれど、なんのなんの。
「なにがアカンねや?」というくらいによく動いてくれたし、当日の完成度は僕だけじゃできないくらいのクオリティでしたよ。
とにかく、楽しかった!!!!
収穫体験から完売まで実際6時間くらいだったんだけど、早くも「忘れられない夏・第1号」をかっ飛ばしましたよ(笑)
内容が濃すぎて、今週はずっとフワフワしてました。
この日のために何度もミーティングを重ねて、アイデアを出して、彼らにしてみれば相当な準備をしてくれました。
「うまくいかなかった経験がある」ことが、ちょっと踏みとどまったり、1歩前へ出る勇気が出せなかったり。
そこへ突然「八百屋やるでー」と意味不明なおっさんが現れて、雑踏の中へ引っ張り出す(笑)
「あれ?若者サポートステーションって聞いて来たんだけど、、、。」って感じですよ。
話をする中でそれぞれのキャラクターや雰囲気を見つつ、当日の役割を振ったんだけど。
とにかく前へ出てお客さんと接するひと、遅れてきたのにおいしいとこ持ってっちゃうひと、周りを繋いで空気を作るひと、状況判断をしながら足りないところを補っていくひと。
それぞれの持ち場できちんと役割をこなしてくれて、これ以上ないっ!ってくらいの良いチームでした。
そこにはやっぱり、「うまくいかなかった」が作用してると思うんですよね。
みんながそれぞれにちょっとだけ控えめで。
その「足りない部分」を補おうと、寄って集まる。
そんな気がしました。
平均点100点じゃなく、総合で100点を取ろう!
天才を扱うための説明書は自分たちで作ろう!
そう言いながら力を出し切った結果、100点は軽く超えたでしょ(笑)
僕の想像してたイメージを思いっきり越えていきました。
帰り道、慣れないマニュアルの1トントラックを運転しながら、胸の奥に、じーんと込み上げるものがあってね。
一生懸命っていいな、人と関わるっていいな、と思ったのです。
あれ? 八百子ってこういうのじゃなかったんだけどな(笑)
世の中には色んな趣味や娯楽や遊びがあるけど。
一番おもしろいのは、人間です。
人間ほど思い通りにいかないことはないし、人間ほど人間を感動させるものはない、と思ってます。
まさか、コーヒー屋のブログだとは誰も思うまいと思っていますが、八百子にはマホットコーヒーの大槻さんも来てくれてました。
お互いに言わずもがな、コーヒーの話は1秒もせずに野菜を売りました(笑)
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