学年ビリのメガネが20年でバイブス上げて現役音大生に講義した話。

こうもあちこちで色々やってると、学生の時は何を専攻されてたんですか?とか、前職は何をされてたんでしょうか?とか、たまに聞かれるんだけど。

高校ではパンクロックを専攻していて、前職はライブハウススタッフ、その前はピザ屋です(笑)

 

今もそうなんだけど、みんなで揃って同じ時間に同じ場所で同じことするの苦手で。

自分の納得いくまで、自分のやり方で黙々と没頭してたら最近はこんなことしています。

 

11月17日に服部緑地野外音楽堂で開催される「ギタスナフェス」の企画を、大阪音大の学生たちと進めています。

ミュージックコミュニケーション専攻という「音楽で人と社会をつなげる」学科なのだそうで、僕が一般社会と繋がっているかどうかはさておいて(笑)一緒に企画するにあたってのお話を。

 

僕は理論を学んだわけじゃないし、あくまで経験と自分が普段していることを話しました。

・目的、目標、手段の違い

・5W1Hを整理する

・やりたいとやってほしいの重なりを探す

・言語化、可視化で共有する

・ブレストとマトリクス

 

 

准教授の方からも「学外活動だし、理論は気にせず実践で鍛えてください!」と言われていたので、調子にのってかめはめ波打とうとしたり。

 

 

 

小さく始めて、、、、丁寧に温めていって〜

 

徐々に大きくしていきます。ほらほら、だんだん集まってきたでしょ、の図。

それを手の中にぐっとまとめ上げていくと、、、

 

 

ほらほら!!!!!

光った!!!!!!!!!!

っていう、企画制作は元気玉とかめはめ波のようなものだよと力説したり。

 

へーーーーん、、、、、、、…

 

…しんっ!!!!!!!

…と、時には自分の殻を破らなきゃいけないよと(僕はもう破れかぶれですが)体現。

 

 

これから商売や娯楽はどんどん、体験や繋がり、関わりまでを含んでいかないと成立しにくくなると思うので、ミュージシャン(プレイヤー)であっても、セルフブランディング・セルフマネジメントが必要になってくると思うんですよね。

そういう時代においては今まで以上にコミュニティ形成が大切で、その「仕掛け」を作る人が重宝されるんだと僕は思っています。

 

 

学生たちの話を聞いていると「舞台美術や演出、裏方の仕事に興味があって」という子が多くって。

ふと、「教会とレンガの話」を思い出しました。

これからも学内学外を問わず色々な経験をして、クリエイティブな仕掛け人になってほしいなぁと。

 

この企画も走り出したばっかりなので、また報告しますね。

11月17日(土)、小さな音たちが服部野音に溢れます☆

 

+++++

【レンガ職人のはなし】

世界中を回っている旅人が,ある町はずれの1本道を歩いていると,1人の男が道の脇で難しそうな顔をしてレンガを積んでいました。

旅人は,その男のそばに立ち止まってたずねました。
「ここでいったい何をしているのですか?」

すると,男はこう答えました。
「見ればわかるだろう。レンガ積みをしているのさ。毎日毎日,雨の日も強い風の日も,暑い日も寒い日も1日中レンガ積みだ。なんでオレはこんなことをしなければならないのか,まったくついてない。」

旅人は,その男に「大変ですね」と慰めの言葉を残して,歩き続けました。

しばらく行くと,一生懸命レンガを積んでいる別の男に出会いました。
しかし,その男は,先ほどの男ほどつらそうには見えませんでした。

そこで,また旅人はたずねました。
「ここでいったい何をしているのですか?」

すると,男はこう答えました。
「オレはね,ここで大きな壁を作っているんだよ。これがオレの仕事でね。」

旅人は「それは大変ですね」と,いたわりの言葉をかけました。
すると,意外な言葉が返ってきました。

「なんてことはないよ。この仕事でオレは家族を養ってるんだ。この仕事があるから家族全員が食べていけるのだから,大変だなんて言ったらバチが当たるよ。」

旅人は,その男に励ましの言葉を残して歩き続けました。

さらにもう少し歩くと,別の男がいきいきと楽しそうにレンガを積んでい
ました。

旅人は興味深くたずねました。
「ここで,いったい何をしているのですか?」

すると,男は目を輝かせてこう答えました。
「ああ,オレたちのことかい?オレたちは歴史に残る偉大な大聖堂をつくっているんだ。」

旅人は「それは大変ですね」と,いたわりの言葉をかけました。
すると男は,楽しそうにこう返してきました。

「とんでもない。ここで多くの人が祝福を受け,悲しみを払うんだ!素晴らしいだろう!」

旅人は,その男にお礼の言葉を残して,元気いっぱいに歩き始めました。

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