「ギタスナ」という、”現象”。

昨日の晩は「ギタスナフェス2018」の振り返りミーティングでした。

事前に当日のことやそれまでの経緯、資料や写真、メッセンジャーの会話とかを見返しながら色々と反芻。

あらためて「アレは何だったんだろうか?」と思い返してみる。

 

+++++

 

 

「いいですね!やりましょう!!」

 

 

これは実行委員長の藤田さんが幾度となく口走るセリフ。

本当に「口が走ってしまう」人なんです 笑

 

 

ギタスナ練習部で話が盛り上がって「子供たちへのギタードネーションとかいいっすねー!」って他の人と話していて、遠くにいた藤田さんに「藤田さん〜、あのね、子供たちに使わなくなったギターを修理し…、、」

 

 

「いいですね!やりましょう!!!!!!!」

 

 

あれは笑った。

まだ話の冒頭部分で、ほとんど聞いてない状態で口が走ってしまう男。

こういう社長やと若手が伸びるんやろなと真剣に思った。笑

 

 

「ギターを祀る神社を作って、、」

「やりましょう!!!!!」

 

「練習部を八尾にも、、」

「やりましょう!!!!」

 

「おみくじを1000通り作って、、、」

「やりましょう!!!」

 

「子供たちのローソンを、、」

「やりましょう!!!」

 

「ライブハウスでパーティを、、、」

「やりましょう!!!!!」

 

 

「今度の市議選に、、、、」

「やりましょう!!!!!!!」

 

 

とまではいかなかったけど 笑

もうとにかく、ギターでも写真でもないコンテンツが盛りだくさんで、「はて、音楽フェスとは?」ってなるくらい夢を詰め込んだ1日になったのでした。

フェス前日に「僕の想像を遥かに超えててどうなるかわからない、ワクワクしている!」って実行委員長が言い出すくらいの 笑

 

 

 

そもそも、今年のはじめのミーティングで出たキーワードが。

 

・小さな音を集める、鳴っていない音を鳴らす

・みんなの待ち合わせ場所にする

・新しく始める、もう一度始めるキッカケを作る

 

なんですよね。

 

 

「有名なアーティストが出てきて最高の音楽が次々と聴ける」とか

「オシャレでアクティブでアウトドアで」っていうフェスじゃないんです。

 

 

「昔はバンドやってたけど就職して子供生まれてすっかりギターも触らなくなったけど売るわけもないからリビングに飾っている人」がちょっとした縁で会社帰りに「ギタスナ練習部」に寄って、そこで仲間ができてみんなで盛り上がって新しいギター買っちゃって、やっぱり目立ちたいもんだから「500人ギター」で気持ち前の方に陣取る。それを奥さんと子供が「しょうがない人」って感じで微笑ましく写真を撮る。

 

「おかあさん、お歌むっちゃうまいなー」「そうやで、お母さんむかし、お歌うたってたんやで」っていうママさんがひょんな事でギタスナフェスを知って練習部に参加して勢いでウクレレを買う。簡単なコードで歌える「日曜日よりの使者」を晩ごはん片付けた後にソファでさらりと歌って旦那さんがひとこと。「え、歌むっちゃうまいやん!」「わたし、フェス出るねん。」

 

 

+++++

 

 

音楽が好きなら。

 

音楽を始めるキッカケを作りましょう。

壊れたギターを直しましょう。

見た目に飽きたらカスタムしましょう。

続けられるように仲間を作りましょう。

仲間と発表できる場所を作りましょう。

楽器を手にして音楽を続ける喜びを写真に収めましょう。

 

 

 

藤田さんの活動の原点はここです。

 

 

あきらめること。

あきらめそうな時。

 

音楽やギター以外でも、なんでも。

 

 

握っていた大切なものを離しそうになった時、それをまたぎゅっと握り返すキッカケを作るのは、仲間です。

 

 

共に楽しみ、笑いあい、励ましたり、補いあえる仲間。

そんな仲間たちが集える「場所」、同じ「ことば」を話せる楽しさ。

 

 

そんな「場」がギタスナフェスであり、フェスを作るまでの行動すべてが「ギタスナフェス」なんです。

あの場にいた人全員がそのことをよくよくわかっていて、思いの共感を超えた「共鳴」があったからこその、あの空気だったんだと思います。

 

 

みんなの「やりたい!」「やってみたい!」を叶えるフェス。

まっすぐな気持ちがあれば、仲間はたくさんいます。

 

 

 

 

「いいですね!やりましょう!!!!!」

 

 

 

”誰よりもあきらめない男”が今日もまた、カメラぶら下げて全力で生きてますので。

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