2019年1月20日(日)豊中環境交流センターにて、こどもれもねいどスタンドFinalでした!
思い起こせば、2016年7月16日の投稿から始まりました。
この当時はまさか、こんなことになるなんて想像もしていなかったんだけれど 笑
■ https://yaplog.jp/peacock64/archive/135
今年は例年開催していた服部阪急商店街のイベントがなくなるということで一時はどうなるかと思ったんだけれど、地元の同級生パワーで無事開催。
環境交流センターで行われる「親子ぐるぐるフェス」っていう3R(リデュース、リユース、リサイクル)イベントでした(^^)
集まってくれた11名のこども達と、お店づくりからのスタートです!
こども達を集めてざっくりと説明したあとは、こども達に全部まかせる!!
みんなであれこれ相談しながら、経験者は教えながら、せっせと販売してくれました(^^)
途中、お客さんの呼び込みに走り回ってくれたり、係を交代したり。
タオルを絞りに行ったり、お盆に乗せて運んだり。
13時半〜15時までの2時間半でしたが、お客さんもたくさん来てくれて、こども達もよく動いてくれました。
そしてこれも楽しみの時間。
売上の計算もみんなでやります。(^^)
集計の結果、約90杯くらい販売しました!(^^)
こどもれもねいどは、売上の半分をチャリティ寄付、もう半分をこども達のお給料に充てます。
13時から14時はこども7人で、ひとり350円。
14時から15時半までは4人で、ひとり500円。
ひとりひとりにお給料を渡す時に少し話すんだけど、みんな照れながら嬉しそうで、自信満々なんです。
お金の感覚が曖昧なこども達にとって、お給料は「自分のはたらきが感謝の気持ちに乗って返ってくること」のように思います。
それがすごくわかりやすい目に見える形で表されるので、やっぱりこの体験は良いなぁと思ったのでした。
お金の知識や経験、機能や仕組みは学校ではほとんど教えてくれません。
家庭内でもきちんと時間を取って教えるということはあまりないのではないでしょうか。
何となく感覚的に受け継がれているもので、ほとんど体系化されていないんですね。
それは僕らにもあまり機会がなかったということもあります。
でも、ほとんどの人が社会に出ると「お金」に向き合っていかなければなりません。
「お金は大事にしなさいよ」っていうのは、「風邪引かないようにね」と同じくらい曖昧です。
「じゃあ風邪引かないためにはどうするの?」ってなるように、「お金ってなんなの?どうやるの?」が必要だと思うんですよね。
この話をしだすと長くなってしまうので割愛しますが、それが一番わかりやすいのが「お店やさんごっこ」だと思うんです。
どうやったらもっと飲んでもらえるの?
もっと知らせないとお客さん来ないね。
こういうことが楽しみながら学べる機会、たくさんあったら良いのにな。
学校教育とか家庭教育とかそういう括りじゃなく、地域も含めたみんなで、こども達の未来をできるだけ明るく照らしてやることも教育の一環だと思うんです。
こども達それぞれの能力開発や機会創出ももちろん大事なんだろうけれど、受け皿としての社会が多様性に富み、可能性を受け入れ、寛容であり、認め合い、助け合うことができるほうが先なんじゃないかと思ったり。
政治や日本に社会のそれを求めるよりも、自分の周りのちいさな範囲で、少しづつでもみんなで一緒に作り上げていくほうが早い気がします。
顔の見える範囲、声を掛け合う範囲。
ほんとにはじめは、社会ってそのくらいの規模だったのになぁと。
今回の売上の約半分「5050円」を、豊中市社会福祉協議会を通じて市内のこども食堂に寄付しました!
れもねいどのこども達とその親御さん、ありがとうございました(^^)!
ふとした思いつきでこども達に書いてもらった「こどもれもねいどの紙コップスポンサー」笑
「こどもれもねいどアンバサダー」のことも頭の片隅に置きつつ、とりあえずは一旦、豊中こどもれもねいどは終了します。
こどもれもねいどを通じて、たくさんの縁ができました。
自分の物事の見方、社会との関わり方、働き方や、もっと言えば、生き方にまで影響したと思います。
はじめのはじめ、「こんなんおもろそうやな〜」っていう話を真剣に聞いてくれたまちの人、協力してくれたみんな、こどもたち。
僕が走り回っているあいだピーコックを支えてくれたスタッフ、そして家族。
ほんとにありがとね。
想いを持ち続けて、自分を信じて、これからも前へ進みます(^^)
2019年1月31日 PEACOCK64 上芝英司
※記事書くの遅くなっちゃってすんませんー!
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