先週金曜日は三宮の「デザイン・クリエイティブセンター神戸」まで、伊藤洋志さんの「ナリワイ」の話を聞きに。
よく「小商い」と言われる、1箇所で大きく稼ぐのではなく、たくさんの小さな職業(ナリワイ)を持ちましょうよって話。
「ナリワイ×地域」は、交換経済との相性が良いだろうなぁと思うので、くじゃく町の概念には欠かせないんですよね。
お勉強も兼ねて。あと、前々から興味あった施設なので(^^)
色々とお話を聞いて、ナリワイの本質はここ。
・消耗しない。(充実感がある)
・意欲が湧く。(もっと上達したいと思える)
・誰かの役に立つ。(競争せず、少数に届ける)
たしかになぁ、と思う。
僕がコーヒー屋に生まれて、店を初めて15年。
さすがに色々あったけど、やっぱり上の3つを満たしていると思う。
こないだのコーヒー映画上映会とその後の講座も楽しかった。
隣町(曽根)のマホットコーヒー大槻さん、参加者のみなさんと一緒にあれこれとドリップ。
さすがにこれだけ器具が揃うと楽しい。
ドリッパーだけでも10種類くらいあったんじゃないかな。
連弾ならぬ、連濾過。
年頃のヒゲメガネが並んでドリップ 笑
ブルーマウンテンは本当においしいのか?の検証。
ほんでもって僕は「大坊さんごっこ」。
・ネル+深煎り+粗挽き+低温点滴ドリップ。
やっぱりネルはいいね。
古い喫茶店のコーヒーが出せる。
古い喫茶店といえば、亜論茶論もぼちぼち進行中。
イケアで買ってきた天板を乗せて即席カウンターに。
ここでコーヒー淹れながら、なんやかんやと生まれそう。
日曜日は、ええわ文化ちべさんと近サルの近藤さん。
ちょいとした三者懇談会を開催し、来るなり「自分の座る椅子は自分で組み立てる」笑
なんだかんだで色々喋って、くじゃく町は深まってゆくのです。
コーヒー講座でネルドリップしている時に
「うえしばさんがコーヒー淹れてるの、はじめて見たかも。」とみんなが言うように、ここでもさほどコーヒーの話はしませんが。笑
それでもやっぱり僕は、「まちの喫茶店」が好きです。
”コーヒーの世界に魅せられて”なんてことはないけれど、小さなまちの小さな喫茶店が好きなんです。
なんて言うかね、こういう感じが良いんですよね。
喫茶店をナリワイにしながら、色々と小商いをやっていければなと思う今日このごろ。
お金になってもならなくても、誰かの役に立つような「はたらき」ができたらそれで良い気がします。
充実感があって、意欲が湧いて、誰かの役に立つ。
「しごと」を選んだり生み出す時、ここがやっぱり大事ですよね。
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