僕らは「お金」が必要なんじゃなくって、何かを必要とした時にそれを手に入れる手段として「お金」に頼りすぎてしまっているんです。
そんなこと言うと、はいはい、また始まったよ。。。
なんて言われがちですが、そうです、今日も始めます。(^^)
お金はそれそのものに信用があるので、知らない人からでもモノを融通してもらうことができます。
逆に、お金を介さない交換のベースにあるのは信用です。
信用があれば、お金を介さず交換することができますよね。
わかりやすく言うと、家族や夫婦がそうだと思います。
例えば、「お腹がすいたなぁ」と思って食べ物を得ようとした時、信用の圏内であれば「他の何か」と交換すれば良いわけです。
その面倒をすっ飛ばしたのが「お金」なんだけど、お金は目的ではなく手段です。
お金が欲しいから働いているんじゃなく、食べ物を得るために、その交換ツールとして「働いて(役に立つ)お金を得ている」んです。
ということは、食べ物を得るためには、「お金を得る」ことが本質ではなく、周囲の「役に立つ」ことが大事なんだということがわかりますよね。
周囲(信用の圏内)の役に立てば、どのみち食べていけるわけです。
引っ越し手伝ったら、ラーメン食えた。みたいなことです。
「ラーメン食べたくなったら引っ越し手伝う」でもいいかもしれない。
でも仮に、腰に不安を抱えた人が同じことやると心配ですよね。
「ラーメンは食べたいけど腰が不安」って時はどうしましょう。
そうなりゃもう、「自分でラーメン作る」しかないですよね。
ラーメンを食べる方法として、3つあります。
1:ラーメンを自分でイチから作る。
2:友達の引っ越しを手伝ってラーメンと交換する。
3:会社で仕事をしてお金を得て、ラーメンと交換する。
こうやって見ると、「友達と一緒に分業でラーメン作る」が一番楽しそうです。
みんなで作れば手間もかからないし、その時間も楽しい。
そう。
食べ物を得るためには、食べ物を作ればいいんですよね。
できるだけ楽しく、簡単に、みんなで作る。
でも、他から原料を仕入れてばっかりじゃお金もかかってしまいます。
じゃあどうするか。
お金をかけずに原料を手に入れる方法。
【 狩猟採集×物々交換 】が最強やとわかったんです。
第一次産業×交換経済。
かと言って、動物を狩るわけにもいかないし、海で漁をするのも大変。
よし、野菜を作ろう!!
と思って始めたのが、「牧さんと始める、オンラインプランター菜園部」。
牧さんの的確なアドバイスにより、誰でも簡単に野菜を作ってみようぜ!っていうプロジェクト。
太陽と土、水とほんの少しの手間でぐんぐん育つ野菜たち。
食べ物を得るためには、食べ物を育てようっていうだけの話です。
でも、自分で育てた野菜ばっかりじゃ飽きちゃうし、他のものも食べたい。
それぞれが分業しながら交換して、食卓を彩りたい。
そんなわけで始めたのが、「シェアおかず部」。
それそれが作ったおかずやおすそ分け品をタッパーに入れて交換し合う活動です。
タッパーには名前を書いて、「空では返さない」ルールで循環しています。
そんな中、ついに理想のフローが完成。
■牧さん監修のもと、ラディッシュがぐんぐん育つ。
■「間引く」という作業をオンラインで教えてもらう。
■間引いたあとの間引き菜が大量に出る。
■オリーブオイルとベーコンでさっと炒めておかずにする。
■それをタッパーに詰めて、おかず部でシェア。
■他のおかずと交換してもらう。
ね。
第一次産業×交換経済でしょ 笑
これを信用の圏内で繰り返しながらオンラインでゆるく繋がっておけば、お金のために苦しまなくって良いのになぁと思うんです。
「そんな簡単に言うなよ」と思うかもしれませんが、簡単にでも言わなきゃ。
小さくても、ほんの少しでも、やってみることが大事なんです。
そりゃ、食料自給率を上げようとか、自給自足しようぜって話じゃないんだから。
でもこれやって思ったのは。
プランターじゃなくって、地面でやればもっといいのになーってこと。
たくさんできるし、野菜も元気に育つし。
抜群の日当たりと、豊かな土、豊富な水。
しっかりとあれば、もっと食える気がする。
天候と水と土、そして種。
何を引き換えに、何を得たんだろうと思う、今日このごろ。
ラディッシュ、スナップえんどう、ベビーリーフ、レモン。
服部の駅前で元気に育っています(^^)
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