タイトルにもあるように、3年間続けてきた「豊中こどもれもねいど」は今期をもって一旦終了しようと思っています。
様々な縁が重なって始まった活動でしたが、ここから繋がった縁は数え切れません。
僕自身もたくさん勉強しました。これがなかったらどんな人生を送っていたのだろうかと思うくらいです。
最後の「こどもれもねいどスタンド」は、
・1月20日(日)13時〜15時30分
・eMIRAIE 環境交流センター(大阪府豊中市中桜塚1丁目24-20)、曽根駅から北へ徒歩5分 阪急高架下
・親子ぐるぐるフェス内での開催になります。
・レモネードは1杯100円、売上の半分はチャリティ寄付、もう半分はこども達へのお給料です。
ぜひぜひ、お越しくださいね(^^)!
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「いらっしゃいませ〜、ゴミ箱屋さんですよ〜〜!」
3年前、当時通っていた阪大病院の食堂横広場でウチの子供達が急に「ゴミ箱屋さん」をはじめました 笑
よくある「おふざけ」でやってたんだけど、僕はそれを見て楽しそうやなぁと思ったのでした。
「あんな、このカルピスな、自分で作ってん!!」
万博のロハスフェスタでカルピスの企業ブースに並んで子供が嬉しそうに持って帰ってきたのは、自分たちで混ぜて作ったカルピスでした。
何度も並んで、「この線まで水を入れて、この線までカルピス入れるねん!」と説明してくれました 笑
「こっから歩いていったとこにな、レモンの木があるわ。紹介したげよか?」
商店街のおじさんと話していると、通りすがりの別のおじさんからふと出てきたこの話。
僕が地域農業に触れるキッカケになった出来事でした。
こうやって偶然が重なり、3年前に自分の子供達と遊ぼうと思って始めた「こどもれもねいど」。
熊本の地震があった時だったので、チャリティの要素も加えてのスタートでした。
そこからたくさんのこどもたちと一緒にいろんな思い出づくりをしました(^^)
当時5才と3才だったこども達も今年で8才と6才。
柔道やゴスペルや友達付き合いもたくさん出てきて、最近は少しこどもれもねいどから遠のいています。
これも成長やなぁと思えるし、世界はどんどん自分たちで広げていってほしい。
その後、市民活動へと幅を広げ、市の助成金を受けながら活動を広げていましたが、そこからたくさんのことが生まれました。
ここ数年僕が関わってきた事はコーヒー以外全部ここから派生したものです。尼崎や宝塚にもおじゃましました。
そして何より、たくさんの人と出会い、話し、繋がることができました。
細々と書き出すとキリがないので省きますが、自分の子供達の成長や自分の事業との折り合い、活動の中で見えてきた現状や課題、僕自身が見据える将来のイメージなどを含めて考えた結果、活動を一旦終了するという結論に至りました。
まだ今期に関してはスタンドもあるし、事務作業や事後処理なども残っているので春くらいまではぼちぼち動いています。
今後のことに関しても諸々調整中です。もっとミニマムな仕組みはないだろうかと思案中。
あと、地域やこども、農業なども含めた「暮らし」には相変わらず興味があるので、そのあたりは引き続き関わっていくと思います。
それともうひとつ。
こどもれもねいどをしていく中で、すごくたくさんの人が「自分のまちで何かしたい!」と思っているのだと感じました。
その「何か」の部分を具体化したり、「したい!」の部分をサポートしたりできたら良いなと思っています。
専門家でもないし大したキャリアがるわけでもないですが、少しでもお役になればと。
たくさんの人の「まちでこんなことできたらいいな」っていう気持ちを後押ししてくことが、暮らしを豊かにしていくことに繋がっていくのだと思っています。
ひとりがどれだけ引っ張るよりも、ひとりがどれだけ動き回るよりも、たくさんの人が手を取り合いながら繋がり、みんなで暮らしを支え合っていく。
そうすることではじめて、「まち」が生まれるんじゃないかなぁと思うんです。
こんなこと、こどもれもねいどを始めてなければ思いもしなかった。
あの時の、「ゴミ箱屋さんですよ〜!」がなかったら、なにも始まってなかったんです。
まっすぐで一生懸命でわがままで気まぐれな、でも世界を信じ切っているこども達の目。
あの世界を大事にしたいと思うし、僕もずっと、その世界にいたい。笑
こどもれもねいど、もうしばらくですがお付き合いください。
そして僕と同じような、ピーターパンみたいな人いたら、一緒にまちを作りましょう(^^)
「信じる世界は自分で作る。」
これを学んだ気がします。
まだまだ捨てたもんじゃないなー。
2019.1.8- 豊中こどもれもねいど 上芝英司
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