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●夜の喫茶ピーコック、通称『亜論茶論(あろんさろん)』
前々から始めたいと思っていた、夜の喫茶で夜な夜な文化はぐくみ活動。
改装してから特に雰囲気も良くなったし、お客さんからも「夜も開けたら良いのに」と言われ続けてました。
どんだけ働かすねん!!!と思いながらも、「平日の日中しか開けない」ということは条件的に絶対来れない人もいるってこと。
まぁ確かになぁとは思ってたんですよね。
でも、不特定多数の人に向けて営業活動をする(つまり商売)のだとすると疲れてしまうけど、自分の好きなことやこの店でやってみたいことを好き好んでくれる人たちだけに向けて場を開くのなら楽しく続けられるかも、と思っています。
なので、「夜の喫茶店」もマイペース&不定期で始めていけたらいいな。
夜喫茶、本を読む会、映画上映会、何かしらの催し、トークイベントとか妄想してたんだけど、偶然とタイミングが重なって先週末、「トークイベント」を開催することができました。
土曜日の営業終わり、19時~21時に登壇者を含む15人がピーコックに集まり、コーヒー飲みながらテーマトーク。
もうめっちゃ良い時間でした。
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●「地域に根を張り、生きる」@喫茶ピーコック
主催の寺戸さんとは地元でもバンドでも共に活動しているんだけど、寺戸さんのPodcastを聞いていた時に「小さくていいから濃い話ができる場を~」みたいなことを言ってはって、それを聞くや否や即DMで僕の亜論茶論的イメージを話したところその場の勢いで「やりましょう!」となりました。笑
ちょうどタイミング良く、以前お会いしたこともある奈良県東吉野で「ルチャリブロ」という私設図書館を運営されている青木真兵さんの新刊が出版されるとのことで、出版記念も兼ねて開催しようという流れに。
そもそものキャパが小さいので告知も最小限にして、定員12名はすぐに埋まりました。
ピーコックとしても初めての試みだったし、お客さんも顔見知りが多かったのでゆるく和やかな雰囲気で終始。
いやぁ、楽しかったね。
ほんとにこういう運営なら消耗しないし消費されないし、企画だけじゃなく「小さく場を開く」のは良いかも。
もし夜の喫茶店をやるとしたら席数の都合で「予約制」にすると思うんです。
で、その予約URLはメールマガジン「ピーコックラブ」のみでアナウンスすると思うので、もしまだメルマガ登録してないよ!って人がいたらぜひぜひ登録お願いしますー!
▼ピーコックラブ(メールマガジン)
https://peacock64.com/works/peacocklove/
▼寺戸慎也さんのX
▼青木真兵さんのX
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●僕はその夜、多くのことを学んだ
そんな地元の夜を堪能しつつ、地域やお金や働きや経済について考えながら店の後片付けを済ませてふとSNSに目をやると、とある知り合いの投稿。
何の気なしのいつもの口調だったんだけど僕には少し引っかかって、そのあと真夜中にも関わらずずいぶんな長文を書きました。
僕の場合は書くことで自分自身も整理できるし気も済むので。
僕の地元「服部」は駅前広場再整備ということで古い商店が立ち退き新しく道路や歩道が整備されている真っ最中なんだけど、その投稿を受けて僕からあふれ出てくるあれこれを丁寧に書き留めました。
特にもうほぼ最終工事ということで全体像もはっきり見えてるし、それぞれの立場や主観で思うところあると思う。
もちろん僕もそのうちの一人だし、いち生活者として住民として、思い入れもある。
そんな思いを綴ったんだけど、めちゃくちゃな長文なので、巻末(YouTubeラジオのあと)に掲載することにします。笑
ご興味ある人はご一読くださいな。
寝て起きて、あらためて文章を読み返したりレスポンスを確認しつつ気持ちもあらたに。
やっぱり脳みそがそっちに引っ張られてるんですかね、今日は楽しげなことをたくさん思いつくし、やってやろうじゃないの!みたいな気合いも満タンです。
でもほんと、こういうのが豊かな暮らしなんじゃないかとつくづく思う。
自分の働きが地域を巡るということは、自分の時間が地域を巡るということ。
時間とはつまり人生であり、命そのもの。
命を活かし活かされるためには、地域という「たらい(縁)」が必要なのだと思うんです。
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●店主のYouTubeラジオ『宇宙 日本 服部』
「僕のたらいの底には、「服部」の烙印が押してある。」
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【 地域に根を張り、生きる 】とは
2026年2月21日24時すぎ、現在の服部天神駅前。
25才の時に店に入ってから21年、ほぼ毎日のようにこの画角を見てきた。
コロナ禍から考えると長いような短いような、日々様子が変わっていった地元の駅前。(ちょうどその辺りから具体的な話が始まった)
そして来月最後の日曜日には完成記念式が行われ、僕は人生で初めてテープカットなるものをすることになった。(ジャケット買わなきゃ)
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豊中市からイメージパースが発表されたあと地元では賛否両論が巻き起こり、なぜか僕のメールに謎のメッセージが届いたり、ブログのコメント欄が荒れたり、見知らぬ人が直訴しにきたり、投書があったりもした。
別に僕は駅前整備を推進したり肩を持ったり、自分の思うように根回ししたこともないし、ただひとつ行政に申し入れたことは「この件で地元に分断が起こらないよう丁寧に進めてほしい」ということだけ。
個々に思うことはあるだろうし、仕方のないことだってあるだろう。普段声には出さないけど、納得いかない気持ちを持つ人がいることだって知っている。
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「立ち退きになった商店主がかわいそう!!!」とあれだけ騒いでいた人は、かつてあった商店の屋号を軒並み順列に言えるのだろうか。
夜間工事の最中(夜中の23時過ぎだったと思う)、ヘルメットを被った工事業者の社長さんが通りがかった僕に駆け寄り、深々と頭を下げて状況を説明してくれたりもした。(彼は僕よりもずいぶん若い人で小さなお子さんもいらっしゃる。先代のお父様にもご挨拶いただいたし、家族で店に来てくれたりもした)
本当に本当に、いろんな人の思い入れや記憶や、都合や調整や、考えや解釈や、仕事や気配りが山のように積み重なって、もうあとちょっとというところまできた。
僕はこの工事を毎日最前線で見れたし、各業者さんから工事説明も毎度丁寧にしてもらった。
行政の方々にも幾度となく足を運んでもらった。
夏の暑い日も、雪が降った日も、人がそこで働いていた。
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これが本当に良かったのか、他に方法はなかったのか、何が正解なのか、そもそもそんなものあるのか。
僕にはわからないし、わかろうとも思わない。
ただ、これを良いものにしていこう、ここでたくさん思い出をつくろう、と強く思う。
それは僕だけじゃなく、たまたまこの場所に居合わせたみなさんと。
「これでよかったよね!」と言いあえる未来をつくるのは行政でも学者でもないここにいる僕らなのだし、その気概や覚悟を持てるかどうか。
楽しいことを増やし、楽しくないことを減らす。
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去年の末、うちの前商店会長が88歳で亡くなった。
15歳の時に丁稚で服部へ来たという、この地の長老だった。
生前は昔話をよく聞かせてもらったし、会の運営ではよく喧嘩もした。笑
晩年は工事のことで怒鳴り散らしていたし、自分達が守ってきた町が崩れていく様を見ているのが辛そうだった。
あの頃は冗談話で「完成する前に死んでまうわ!」と言っていたけど、本当に完成を見る前に旅立ってしまった。
これは僕の勝手な使命感だけど、前会長が安心できるような駅前にしたいと思っている。
明るくて、安全で、綺麗で、祭り囃子が鳴り、人が行き交う地元の駅前。
それは彼がずっと見たかった駅前なのを、僕はよく知ってるから。
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僕は南西の角から21年見てるけど、彼は南東の角から73年も見続けてきた。
そりゃ怒りたくもなるだろうし、それは思い出や愛着の裏返しだとも言える。
人生という物語の舞台として駅前がある、僕らは板付きの役者みたいなものなんだと最近は思う。
そんな「地元の駅前」なんていう掴みどころのない概念に一喜一憂したり、個人的な喜怒哀楽を乗っけたり、この場所について喧々諤々みんなと話し合えたりするこの豊かさよ。
50年後に再々整備があった時には、僕も命の限り思いっきり怒鳴り散らかして死にたい。
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今夜は青木真兵さん寺戸さんと『地域に根を張り、生きる』というトークイベントをピーコックで開催したのだけど、最後のまとめの時に僕は「みなさん、自治会や公民館や祭りや地域に入ってください。消費されないし消耗しないし、働きは必ず返ってくるから」と会場に向けて話した。
関係人口やオンラインコミュニティ、ファンづくりに躍起になる昨今、なんだかんだ言って結局のところいちばん頼りになるのは『近所におる元気なおっちゃんと優しいおばちゃん』だと思う。
これまでにもたくさんこの方々に僕は助けられてきたし、これからも頼りにするだろう。(遠慮なく)
そしてその先輩方からも最近は「頼りにしてるで!」と言われるようになった。
いつの日か僕も、地元の若い子たちに同じことを言うと思う。
そして若い子たちからも頼られる存在でありたい。
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繰り返すようだけど、今回の駅前広場整備の是非は現時点ではわからない。(デザインがどうとかそういうのは本当にどうでもいい)
ただ、この場所でどういう未来をつくっていくのか。
それだけは強く持ち続けていたい。
ハコの音響が悪くて良いライブができなかった!なんて言ってるバンドはみっともない。
本当にカッコいいバンドはどんなハコだろうがカッコいい。
気合いが違う。
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真夜中の長文でそろそろ眠たくなってきたのでざっくりまとめると
『地域に根を張り、生きる』とは、
【 気合い 】です。
(※現在午前1時30分、ねむい)
















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