「第5回 服部バル実行委員長 上芝のすべれない話」


 

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普段はね、つるつるに滑ってますけど(笑)今日はこれマジな話。

世間一般人それぞれ色んな考え方や感じ方があるだろうし、こういうことをこの場に書くのもずいぶんと迷ったんだけれど、ごく普通の人の、正直な感想として読んでもらえればと思います。

 

まずは、週末に行われました「第5回 服部バル」、ご来場いただきました皆様、飲食されました皆様、ありがとうございました!この場借りてお礼申し上げます。

回を重ねるごとに様々な試みをし、あーでもないこーでもないと模索しておりますが、「服部」という町をステージとして、演者として、どれだけ盛り上げることができるか、娯楽を提供できるかというところでこれからも一喜一憂・切磋琢磨していきたいと思っております。

 

そして、服部バル実行委員・イベント運営スタッフ、参加店舗様、協力していただきました行政・銀行・郵便局・農家・作家の皆様。お疲れさまでした!

こちらも回を重ね形を変えながら、5年目を迎えることができたのも、地域商店・地域団体あってのことです。同じステージに立つ共演者として、これからも吉本新喜劇ばりの娯楽、ディズニーランドばりのホスピタリティで「服部」という町を興していきましょう。

 

 

今回、バル実行委員長と両日イベント「Soil&HAND/おくるフェス」企画制作運営担当として3足のわらじを履いて臨みましたが、当然僕は普通の人間ですので足は2本しかないわけです(笑)えぇ。

そしてもう一足、本業でありバル参加店でもある「喫茶ピーコック」店主としての立場もあり、地産地SHOW!というイベントも引っ張ってましたので、少なく見積もっても「わらじ4足」。こりゃもう両手両足履くしかないっしょ!!という強行作戦で突破しようと勢い付いておりましたが、37歳のおっさんが両手両足にわらじを履いて四つん這いで町を興している様はもうこれ「プレイ」でしかないわけです(笑)

 

 

いくら服部が「足の神様」とはいえ、神様これはあんまりです!!!!

かーみー-さーまぁ~~と桑原和夫が何度も頭をよぎりました。

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地域活性化・町おこし・地域創造ブランドなどと色々な言葉が先行していますが、建物や商店、道路や線路が町を作るのではなく、「町」は「人」でできています。

人が人を呼び、町ができるのです。

キャストもお客さんもいない、2人だけのディズニーランドってどうなんでしょう?

 

 

「楽しませる側」と「楽しむ側」の双方が同じ点を見つめ、「楽しませるを楽しむ」ことと「楽しませてもらうことを楽しむ」関係をうまく作ることができた時に、イベントを企画した意味や実感が伴ってくるのではないでしょうか。

 

祭りでお神輿を担いでる人も沿道で声を上げている人も、同じ気持ちです。

同じ方向に向かって声や気持ちを上げています。

 

 

これは服部バルだけに限ったことではないと思うのですが、町イベントを自主企画するうえで必ず問題になってくるのが「人員と予算、それによる規模感」です。

大きなイベントには大きなもの、小さなイベントだと小さくて済みます。

ただ、「イベント=大きく派手なもののほうが良い」という風潮も確かにあります。

 

 

そして、服部に関して言えば、企画・制作・運営をすべて商店主が行っています。

外部のイベンターやオーガナイザー、広告代理店などは入っていません。

そして皆、自店があり、生活があります。その合間を縫ったり、時として放ったらかして、夜な夜な会議をしたり締め切りや対応に追われたりしているのです。

 

でも、前述のお御輿の話のように、自分たちが担がないと意味がないわけです。

「お神輿担ぎ屋さん」のようなところにお願いすると、気持ちがお金にすり替わってしまい、それはもうパッケージされ商品化した「町おこしイベント」であるように思うんです。

 

 

愚痴を書いているように思われるかもしれませんが、これが現状です。

素直な感想として、「これは長く続く仕組みではない」と思っています。

現状を知り、問題を見つめ、改善を模索する。

 

 

その切磋琢磨、一喜一憂、町を興していくストーリーをひとまとめに「喜劇」として提供することが現状を打破できるひとつの方法なのではないかと思い、この場をお借りしてリンク・シェア、させていただいております。

 

 

現場の対応に追われ余裕のない中、イベントに遊びに来ていた我が子の“お遊び”に付き合えず怒鳴ってしまい、泣きじゃくる娘を横目にひたすら撤収作業を黙々とこなすのって、これほど悲しいことはありません。

これが町興しなのかと思うと、やりきれませんでした。

 

 

今、「変えなきゃいけない。この仕組みを後世に残してはいけない。」と、強く思っています。

 

もちろん、これまで地域を引っ張ってくださった先輩方の方法が間違っているとは微塵も思っておりません。

喫茶ピーコックは創業52年。前身から合わせると66年間も駅前で商売をさせていただいております。

 

どんどん変わっていく時代、人の流れや世の中もすごいスピードで変化しています。

動き続けているものに対しては、動きながら付き合っていくしかないのです。

動体視力のようなものを鍛えないといけないんだと思っています。

 

 

これから先、来年度、どういった形で町と関わっていくのか、「町イベント」の在り方や商店会の存在意義、人の気持ちや町への期待、たくさんの想いや色々な考え方を踏まえながら、それらをすべて娯楽や喜劇として「魅せる」ことができればと思います。

 

 

今回、この立場を通じて、色々なことを考えるキッカケになりました。

そして、新たな人との繋がりや、違った立場での違った見方を勉強させて頂いたりと多くの成果を得ることができ、それはもう大変でしたが充実感と達成感に打ちひしがれております。

 

今回の服部バルが成功したとは思っておりません。

ただただ、自分の中にこれだけの文章が書ける情熱と余力が残っていることに期待もありますし、これからの景色が楽しみでもあります。

 

 

今日は久々にしっかりと寝て、イベントの片づけをしながら静かな時間を過ごしました。

少し休んで、またしっかりと働こうと思います。

 

2016年116日(日) PEACOCK64(喫茶ピーコック)上芝英司

 

 

※何度も重ねますが、この文章は「僕個人の感想や意思」です。

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