畑と子供のイイ関係。

 

昨晩(というか今朝)、やっとこどっこいで仕上げましたよ。

【 豊中こどもれもねいど2017 -畑と子供のイイ関係- 】の、事業計画書!

 

途中で2回くらい死にましたが、エレカシやウルフルズやゴイステやガガガやイースタンユースや怒髪天の力を借りて無事復活。

今日は朝からこどもれもねいど学生スタッフの谷口さんとミーティングの後、役所まで最終確認をお願いしに行ってきました!

ちょちょいと手直しをして、明後日には提出してきます!!!!

 

さてさて。

またもや、そんな資料を一挙公開!!(笑)

まだプレゼンもしてないものを丸ごと世間にお届けします。

 

来週17日(水)に豊中市の「くらしかん」で17時から公開プレゼンテーションがあるんだけど、これをそのまま喋ります。

ぜひぜひ、ヤジとか飛ばしに来てくださいよ。

 

「いいぞ、うえしばー!もっとやれー!!」とかって(笑)

 

 

ではでは、むちゃ長いですけどね。

興味ある方は是非に。

 

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<事業の名称>

豊中こどもれもねいど 2017 ~畑と子供のイイ関係~

 

<事業の目的>

・子供たちと一緒に「豊中産レモン」を使ってレモネードを作り、製造販売する。その売上をチャリティ寄付する体験学習プログラム。

 

・本年度より、豊中野菜のアピールと職業体験を目的とした「こども八百屋(八百子)」として、豊中野菜の収穫と販売体験を始める。

 

・市内農家との交流や畑での思い出、町の販売体験などを「将来の豊中を作っていく子供たち」と一緒に行うことで、長期的な地域農業の活性や地産地消の促進を目的としている。

 

・子育て世代や学生、商店主、市民活動団体などと協力し活動することで、市民主体の市民発信型コンテンツとしての機能性を持たせ、「自分たちのコト」として共有できるようなデザインをしていく。

 

・「豊中市市民活動団体ジュニア第1号」と「豊中魅力アップ助成金学生枠」の組み合わせは、「個人が能動的に主体性を持って町と関わる、暮らしの舞台としての豊中」のキッカケになるのではと考えて、今後に続くモデルケースとしての役割も担っている。

 

<内容と実施方法>

実施日時:20175月~20183月(来年度も継続予定)

実施場所:喫茶ピーコック(服部天神)、市民活動情報サロン、市内農地、各イベント会場など。活動の中でその都度決めていくので、市内全域の協力団体やイベントとタイアップします。

 

【関連・協力団体】2017.5-現在

豊中市農業委員会事務局、市内農家(光久農園、半田ファーム、中尾、西本、荒木、坂井)、教育委員会事務局、コミュニティ政策課、市民活動情報サロン、団欒長屋プロジェクト、服部阪急商店街振興組合、各駅バル実行委員会、とよなかESDネットワーク、一般社団法人キャリアブリッジ、花と緑のネットワーク、手話縁、J:COM豊中池田、豊中南郵便局

 

<実施内容>(イベント事業等の概要、実施体制、想定観客数、警備体制など)

 

【こどもれもねいど】(豊中れもんを使ったレモネードスタンド。売上はチャリティとお給料に)

7月~10月/畑見学、観察(市内農地)

11月~12月/レモン収穫、シロップ作り(市内農地・喫茶ピーコック)

1月~3月/れもねいどスタンド販売(各イベント会場)

 

【八百子(やおこ)】(豊中野菜の収穫~販売を行う、こども八百屋)

7月~3月/野菜収穫、販売体験(各イベント会場)

 

【豊中れもん農園】(休耕地を利用した、みんなで作るみんなの畑)

6月~/市内農地(DIY部や、TOYOO(トヨオ)の結成)

 

【豊中れもんくらぶ】(コミュニティ運営のためのファンクラブ)

6月~/メールマガジンやイベントの案内、イベント保険の加入や情報管理など

 

【豊中れもん楽団】(豊中れもんのうた、制作→演奏)

・未定/市内ミュージシャンや吹奏楽、音楽ワークショップなどを開催

 

【豊中こどもれもねい堂】(ファンクラブ加入券やグッズなどを扱うネットショップ)

6月~/ネット上に販売サイトを立ち上げる

 

【キャラクターグッズ、宣伝・販促品製作】(順次発表)

・フライヤー、シール、絵本、缶バッヂ、LINEスタンプ、トートバッグ、タオルなど

 

WEBコンテンツ制作】(ホームページなどの管理・運営)

5月~/HP、各種SNSでの宣伝広告、活動の周知、アピールなど

 

<イベントにおける警備など>

・畑でのイベントに関しては「子供イベント保険」に加入予定。

・イベントは基本的に親同伴で参加。

・各イベントとのタイアップについては、先方に準ずる。

 

<想定動員数>

・豊中れもんくらぶ=目標会員数200名(大人子供を含む)

・イベント時はその規模に応じて会員の中から先着や抽選方式で人数を調整する。

・制作や運営に関するスタッフは30名程度。(必要に応じて変動あり)

・各イベントとのタイアップについては、先方発表の通り。

 

<アピールポイント・特徴>(先駆性、充実度など)

・市内農家の抱える問題(後継者不足や農地の減少)を農家の問題と捉えるのではなく、「町のコト」として取り上げます。本来、「商店街のシャッター化」と「農地の宅地化」は同列で語られるべき問題です。問題を問題としてネガティブに扱うのではなく、「問題解決エンタテイメント」にまで作り込みます。

 

・「豊中こどもれもねいど」は仕組みであり、参加者自身がコンテンツを作り、またそれを自分たちで楽しむものです。お金を払ってサービスを受ける側ではなく、自分たちが作り手(発信側)にまわる。「自分たちが主となって行う楽しいこと」は市民主導型の町づくりには欠かせない仕組みであると考えます。

 

・多様なコンテンツを材料として用意しているため老若男女問わず様々な人が関わることができ、町と畑、人と人、個人と団体を繋ぐコミュニティツールとしても機能します。「豊中こどもれもねいど」という場所に様々な人が集まり、それぞれの良さを生かしながら様々なパーツを制作していく。その仕組みや過程に価値があり、それらを継続的に発信していくことをメインコンテンツとしています。

 

・学生と一緒に活動することでコンテンツ制作やソーシャルデザインの現場、過程を学ぶ教材としての側面も持ち「将来、町を作る人を作る」機会を提供します。また、イベント制作や運営を通じて、自分で考え行動する力、コミュニケーション能力など、これからの時代に必要な能力を養います。

 

<実施により見込む効果>

・農地を「農業経営のための野菜生産所」と扱うのではなく、「身近にある自然、昔よく遊んだ場所、自分達が食べる野菜が育つ場所」という、“町の人がその価値を認める”状況を作ることで都市農業、市内農地は守られると考えます。そのためには接点を増やし、情報を公開し、思い出を共有すること。その装置として「豊中こどもれもねいど」は機能します。

 

・レモンを作るのではなく「思い出を作る」活動です。子供の原体験に畑や自然を盛り込み、「豊中れもん」を素材として使用することで、大人になった時に「豊中を思い出すキーワード」になります。昔よく遊んだ公園や怖かった先生など、共通の思い出は「人と人を繋ぐツール」として効果的なのです。

 

・「町」は最大の広告欄だと考えます。販売はもちろん、畑での出来事や活動の趣旨などをネットで随時公開、町で実況することで「畑と町を繋ぐ導線」をデザインします。「レモン」を売るのではなく「興味」を買う。町に住む人はもちろん、商業団体や市民団体も積極的に関わることのできる、全方向的エンターテイメントを目指します。

 

・「フリーミアム+キャラクター × ファンクラブ+グッズ販売」というマネタイズ戦略を採用しています。

物や情報の飽和、インターネットによる無料化など、時代の変化によって物の価値やお金の価値も変化してきています。「豊中こどもれもねいど」は情報の発信や編集、マネタイズや事業化などについても学生たちと一緒に考え行動していきます。

 

<次年度以降の事業の展望>

・「豊中れもん、豊中野菜」のストーリーブランディング、地域農業の認知や周知、その付加価値をアピールすることで地場野菜の価値は上がり、販路は拡大します。また、生産者が増えて生産量が上がれば、飲食店などでの使用も増え商材としての価値も見込めます。豊中野菜を地域に流通させる「市内農協」の整備や、「豊中れもん」のブランド化なども視野に入れながら、地域農業にスポットを当てていきます。

 

・「れもねいどスタンド」と「八百子」は町の自治会や商店会、地域コミュニティなどでも運営できるように仕組みを公開、誰でも扱えるコンテンツにし畑と町をしっかりと繋ぎます。「地産地消」の導線をきちんとデザインすることで「豊中野菜を使った町のイベント」が実現し、更なる相乗効果を見込んでいます。

 

・畑での収穫や製造、販売までを子供たちが中心となって行うことで、自主性や考える力を育みます。どうすれば知ってもらえるか、どうすれば売れるか、どうすれば喜んでもらえるかを自分たちで考え、行動することや、お金の扱い方、正体を身を持って学びます。また、キャラクターや絵本、シールやグッズなどを子供向けにデザインしてあるので、楽しみながら、自分たちのコトとして取り組めます。

 

・「豊中こどもれもねいど」はイベントの参加が無料です。無料にすることで関わる人の数を増やし、その宣伝効果やファンクラブへの加入者を見込んでいます。またわかりやすいキャラクターデザインや関連グッズを製作、販売することによりお客さん自身が宣伝になってくれる「阪神タイガース方式」を採用しています。事業化としてマネタイズの方法も学生たちと一緒に考えながら、長く続けられ、誰でも関われるコンテンツに仕上げていきたいと考えています。

 

 

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本気で遊ぶって、まー大変。(笑)

 

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