全部このままで。

 

この土日は、服部緑地野外音楽堂で「ロックスフォーチル2019」のお手伝いに行ってきました!

子供も大人も楽しめるフェスとして2回目の服部野音。

 

そもそもは、尼崎の若狭さんから「ちょっと話聞いてあげてー!」と飛んできて、伊丹グリーンジャムの大原さんとお会いして。

「未来の子供たち」をテーマにしたフェスなんですよね~と伺って、”豊中で広げていきたい”とのことだったので、迷わず「団欒長屋」の渕上さんにパス!!

だんらん新聞の手法でフェスのガイドを作ってもらって。

 

もちろんギタスナ藤田さんにも話は通っていたようで、そこもがっつり絡む。

 

子供たちとアート系のワークショップもいいよね~ってことだったのので、MEGURIの榎原さんにパス!!!

こちらも楽しんでいただけたようで良かった。

 

子供たちに絵本の読み聞かせをするんですけど、青空図書館とかできたらいいよねー!ってことだったので教育委員会の井上さん経由で庄内図書館さんに協力を依頼。

子供たちの体験ブースのにぎやかしになったかな。

 

そしてもちろん、豊中といえば「マチカネミート!」ってことでガレージの藤田さんにもお願いして。

こちらも「ワニそぼろのフォー」と、かき氷も出してもらって。

僕も途中でかき氷おじさんやりました

 

そんでもって、もう全体的にお願いする形でシェンロンの福永さんに連続パス!!!!!!笑

もうね、エンジン載せ替えたかのように当日までぶっちぎってもらって(^^)

 

とはいえ僕はほとんど「中継」をしただけで、制作会社さんやイベンターさん、企業さんもたくさん来てはったので、会場をうろうろしながら知り合いに声かけるみたいな感じで楽しんでました。

 

 

個人的にすごく楽しみにしていたジュンスカイウォーカーズ宮田さんのステージ。

全部このままで、さらば愛しき危険たちよ、歩いていこう、も全部聞けて、ぐっときた。

 

 

野音といえば、ジュンスカ解散ライブの日比谷野音のビデオを二十歳くらいの時にアホほど見ていたので、野音違いだけれど、同じような雰囲気で歌を聴けたのが良かったし、なんか色々と思いながら聞いてた。

 

 

 

 

こないだ、ひさびさに東豊中のれもねいど農園に行ってきて。

まだちょっと片付いていないので、あれこれ作業は残っているんだけど。

 

 

ギタスナも、団欒長屋も、もう、ありとあらゆる現在のことほぼ全て「こどもれもねいど」が通ってる。

そりゃもう大変な3年間だったけれど、農園で風に吹かれながら思い返していてね。

 

いったいあれは、何だったんだろうか?って思えるくらい、夢のような時間だったなぁと。

 

何往復もした農道、重い荷物も担いだし、トラクターで駆け上がったりもした。

 

あの時の僕は昨日や今日のこと、想像もしていなか

ったわけです。

ただただ夢中で、必死で、目の前のことだけ考えていて。

でもふと今、後ろを振り返ってみると、太い線が一本で繋がっている。

 

 

 

「希望」って、「未来に対するポジティブな可能性」だって誰かが言ってました。

 

必死で点をたくさん打って、それがやがて線になって、振り返った時に思いもよらない形に繋がっている。

そんなことってありませんか?

 

 

 

でも、他人の人生に軽々しく「希望を持って!」なんて言えない。

だって、未来に対するポジティブな可能性なんて誰も担保できないんだから。

 

 

 

じゃあどうするか。

もうこれは、「これまでも点は繋がってきたんだし、これからも繋がっていくかもね」っていうある程度の成功体験というか、「まぁ、そうかもしれないな」っていう本人の憶測に頼るところが大きいのかなぁと思うんです。

自分で「オッケー、大丈夫。」って思えるかですよね。

 

 

でもちょっと過去を振り返ってみてよ。

完全に自分の力だけでオッケーな点を打ってきたわけじゃないですよね。

たくさんの関りや関係性の中で、点を打ってきたはずです。

 

僕らは知ってか知らずか、点を打ち線を繋ぐことを「おたがいさま」でやりあってきました。

誰かが点を打とうと振りかぶった時、合いの手を入れたり、支えたりして、育んできました。

 

 

 

「未来に対するポジティブな可能性」はけっして、自分一人で生み出したり、自己責任で担保するものじゃない。

関わり合いの中で育み、支え合いの中で担保されるものだと思うのです。

 

 

 

「オッケー、この人たちとなら、大丈夫。」

 

 

 

それは僕ら大人だけの話じゃなく、子供たちが希望に満ち溢れるのかどうかにもかかっています。

子供たちが今日の景色を見て、「大丈夫。」って思えてはじめて、「希望」が持てるんじゃないのかなと。

 

 

 

「この人たちとなら」って、僕らのことですよ。

 

 

 

過ぎてゆく時間だけで 年を取ったりしない

希望を失う時 若くても死んでいる

 

全部このままで

忘れたくない、暖かい瞳を

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