今日は18時から、母校でもある「豊中第四中学校」夜間学級の卒業式イベントのお手伝いをしてきました!
喫茶ピーコックのお客さんだった先生(この時に初めて知ったんだけど)に声を掛けていただいて、花を添えることが出来ました☆
「あのー、服部バルの実行委員とかをやってらっしゃるよねぇ、、、?」ってとこから話は始まり。
卒業式の後の茶話会を盛り上げてほしい!と30分頂いたんだけど、コーヒー淹れながら無駄話することくらいしかできない僕は速攻で戦力外自己通告。
とっても大事にしてたのに~ こわれて出れない男がいる~
どうしよう どうしよう
オ パキャマラド パキャマラド パオパオ パンパンパン
オ パキャマラド パキャマラド パオパオパ
…となりかかっていたところ、同じく四中卒業生である喫茶ピーコックの学生スタッフが吹奏楽でなら…と言ってくれたので即採用!!
しかし30分は長いということで、もう一組探していたところ、服部バルでもお世話になった落語の方にお話を持ちかけたところ快く引き受けてくださって。
僕はただのブッキング担当として無事役目を果たすことが出来たのでした!
茶話会、スタートは社会人落語選手権大阪本選で殿堂入りも果たされた「千里家圓九」さんから!
おなじみの「時うどん」をしてくださったんだけど、間近で聞く落語はほんとにおもしろかった!!!
ひとり何役もこなされるし、光景が目に浮かぶような名人芸を堪能することが出来ました。
夜間学級は国籍も年齢も幅広くいらっしゃるんだけど、みなさん大いに笑って頂いて和やかな雰囲気で楽しんでいらっしゃいました。
お次は、吹奏楽☆
スタッフもがんばってくれてますっ!
こちらも3曲、丁寧に演奏してくれて、みなさんもじっくり聴き入ってくれて良い雰囲気でした!
職員の方々も気を使ってくださったし、副校長先生ともお話しできたし。
なによりも、あの場、空気を作れたことがとても良かったです。
まー、僕は何もしてないんだけど!(笑)
地域で色々しているとね、巡り巡ってこういうこともあるんだなと。
商売でもなく、賑やかしでもなく。
誰かの人生にちょっとだけ、参加する。
日々商店街で商売をしていると、町イベントや賑わい作りの先には「経済効果」がなくちゃいけないと思い込みがちです。
ようするに、「全てのことがお金に変わっていくためのレールじゃなきゃいけないよルール」みたいなものがあるわけです。
でも、人間の1日は誰しもが24時間。
その24時間の中で働き、寝て、食べるわけです。
「働く」ということが、「時間をお金に換える作業」だと思うのはやめにしようと思うんですね、僕は。
もちろんお金は必要だし、それに充てる時間も必要です。
でも、限られた24時間を「自分じゃない自分」でいるのはすごくもったいないような気がします。
どれだけお金を稼いで社会的な地位を手に入れようとも、死ぬ直前までそばにいるのはたくさんの思い出です。
お金は未来に対してしか使えません。
未来がある状態でしか使えないんですよね。
じゃあ、過去を振り返った時に何が見えるか、自分の足跡に記憶があるか。
自分の歩いてきた道を思い返せるだけの目印をどれだけ付けてこられたか、によるんだと思うんです。
それにはお金がいる場合もあるし、いらない場合もある。
時間が必要な時もあるし、相手が必要なこともある。
まっすぐ前だけを見て、脇目も振らずに突き進む自分だけの人生も良いのかもしれませんが、余所見をして、脇道に逸れ、道草を食い、油を売り、人の背中をさすっている間に日が暮れちゃうような1日も同じ1日。
死を直前にして思い返せるのはどちらの1日か?って話ですよね。
これ、スティーブジョブズが晩年言ってたようなことなんだけど。
夢は持ってるか?やりたいことはなんだ??という「少年よ、大志を抱け」的な教育を僕らは受けてきたわけだけれど。
全員が大志を抱いてしまったらただの競争です。
大志を達成できるかどうかが分かれ目で、勝ち組負け組のそれと同じ。
だから最近の僕の感覚としては「少年よ、大志を抱いてる人を抱き起せ」なんですよね。
ほんとにね、全人類サービス業になればいいと思う。
朝起きたら「いらっしゃいませ~」で、晩寝る時「ありがとうございます~」ですよ(笑)
「今日、何人笑かしたか?」くらいの気持ちで暮らしていれば、案外幸せな人生を送れるんちゃうかなと思う今日この頃。
とにもかくにも、今日いい1日でした!!
こういう毎日を積み重ねていこう!!!!