そろそろ来年の手帳を買い揃える季節。
僕のインスタなどで頻繁に登場する「あの赤い手帳」、何がどうなっとんのや??とよく聞かれるので解説してみたいと思いますー。
僕も相当試行錯誤して行き着いたので、どなたかの参考になればいいな。
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■まずは手帳の中身、元になるのはこの3冊。
Campusはネットで買って、ノートはコンビニで。
サイズは全部A5で揃えていて、画像の通り。
セブンの黒ノートはミシン目が入っているので切り取っても使えるし便利です。
そして、この3冊をまとめるのがこちら。
■レザー製品は全部このシリーズで揃えているので、手帳カバーももちろんポルコ。
3年目なのでなかなかの味が出てきました。ペンは0.38のフリクション、黒です。
たまーに、レザーオイルでメンテしたりします。
■基本はこの3冊で、そこにメモやフライヤーが挟まったりするのでなかなかの厚さに。
でもまぁ、見開きA4なので使い勝手はちょうどよいです。
■諸々予定が入ってくると、まずはマンスリーに書いていきます。
僕はオンオフないので全部一緒に。喫茶ピーコックのシフトやイベント情報も全部記入。
ピーコックのシフトは1ヶ月単位なので、そこが決まってから具体的に調整していく感じです。
■週終わりか週初めにまずやる、儀式のようなところ。キレイに折ります。
これでちょうど、見開きのA4が縦4分割になります。
■特に意味はないですが、便宜上A〜Dに分けて説明していきます。
この縦区切りを目的によって書き分けています。
■Aの部分は今取り組んでいるコンテンツのタスク。この段階ではわりと大雑把です。
「オペレーション見直し」とか「ブログのタグ整理」とかそんな感じ。
これを1週間毎に更新しています。
■先週のタスクの引き継ぎと追加を書き写します。
そうすると見開きの一番右側が埋まります。
■去年や今年の前半はやばかったけれど、今はだいぶ落ち着いてます。
「喫茶ピーコック」「こどもれもねいど」「亜論茶論」「一生懸命を笑え」などなど、コンテンツごとのタスクを可視化。
長期的なプランやイメージは別に控えてあるので、短期的な部分だけ。
目の前のことをガンガン形にしたほうがテンション上がるからね。
■Aの次は、一番左のDを埋めます。
マンスリーの情報をそのままウィークリーにトレース。
シフトや空き時間、約束やミーティングなど、時間軸で整理しています。
■A、D、と埋まったら、その次はBです。
BはAのタスクをさらに具体的かつ細かく分解して実行に移せるレベルにします。
「オペレーションの見直し」→「食器の買い足し(道具屋筋)」みたいなイメージです。
これをDを参考に空き時間と調整しながら、実行可能な量を書き出します。
優先順位の高さや重要度、緊急度など、コンテンツを超えて整理します。
■さらにリストアップしたBから、時間軸を含めたCに移行します。
一番左のDを見ると具体的な空き時間がわかるので、BにあるToDoを「何曜日の何時にやるか?」を決めていきます。
これで優先順位の高いものを現実的な時間に落とし込むことができます。
とは言え、どうなるかもわからないのであくまで目安です。
現場優先で考えるので、延期や先延ばしもありです。
■1週間が始まる前には、こんな感じの週間スケジュールが完成しています。
右ふたつでToDoを管理して、左のふたつでスケジュールを管理している感じ。
毎日これを開いて、これに沿って動いています。
■週初めはキレイだったノートもこの通り。笑
とにかく予定通りには進まないので、変更や追加をいちいち書き込んでいきます。
ぐるぐる丸で囲んだり、矢印を引っ張ったり。
頭が整理できたら良いので、線やマスを考えずに思うがままにぐりぐり書きます。
書くことで頭が整理されるタイプなので、これくらいがちょうど良い。
■セブンの黒ノートはネタ帳に。
マンスリーとウィークリーの間に挟んであるセブンノートは完全にネタ帳です。
議事録やブレスト、アイデアやマインドマップ的なものも。
ぼんやりと先のことを考える時にも使います。
でも基本、落書きです。丁寧にまとめたり、保存する情報ではなく、一時的な保管場所のような感じ。
使い終わったら重要なところだけ抜き出して捨てちゃいます。
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スマホアプリはメモとかでは使うんだけど、スケジュールはやっぱり紙が安心します。
昔、アプリが飛んじゃって苦労してからはずっと紙です。
書くことで頭が整理されるし、書きながら考えることもたくさんあります。
あと、ここに全てを書いているので、「覚えなくて良い」ことにしています。笑
要するに、僕の脳みその外付けHDDのようなもの。
逆に言えば、ここに書かなかったら完全に忘れてしまいます。。。
昔、メモ術の本を読んでいて「書くか書かないかを迷うんじゃなくて、全部書く。その情報が必要かどうかはこの先にならないとわからない。」というのが印象に残っていて。
ミーティングしながらでも、本読んでいても、カフェでもどこでも。
思い立ったら即開く!くらいで使い倒しています。
とにかく、脳みその空き容量を確保したい!!と常々思っているので、このやり方を発明しました。
とりあえずは今のところ、このやり方で2年間過ごしています。
もともと「時間を守る」ことがむちゃくちゃ苦手なので、あまり細かい時間管理はしないことにしていて。
これくらいのざっくりさが僕にはちょうど良いのです。
ちょっと前までは「この時間を使って、何ができるだろうか」っていう、”スケジュール埋める主義”で過ごしていたんだけれど、最近は「できるだけ空き時間を作って、僕はその時間何をするんだろうか?」っていう、”スケジュール空けとく主義”に移行しつつあります。
ヒマをうまく活かすには「ヒマを可視化すること」なんていう、意識高いのか低いのかよくわからない感じで平成が終わり、新しい時代を僕はどうやって過ごすのでしょうか?笑
その頃にはまた、手帳の使い方も変わっているかもしれませんね。
また時間があれば今度は「情報整理術」でもやろうかな。
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