お金よりも大切なもの。【豊中こどもれもねいど】

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やー、なんとか無事に、”「豊中こどもれもねいど」レモネードスタンド”終了しました!!

去年の5月くらいからだったから、長かったなぁ。

色々な都合で思い通りにいかなかったことや実現できなかったこともありますが、概ね当初のイメージ通りに進みました。

たくさんの人に出会い、助けてもらったりしながら進めることが出来ました。

本当にありがとうございました!!!!!!!

 

昨日は昼前には子供たちに集まってもらい「お店づくり」からスタート。

値札やポップ作り、レイアウトや店舗装飾、呼び込みやチラシ配布、役割分担をしながらせっせと設営してくれました☆

 

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「大人のお手伝い」をするんじゃなくて、子供たちが考えたことを実現できるように「大人が子供を手伝う」のが目的なので、なるべく子供たちにお任せしたり、子供たちの意見を尊重しながら進めていきました。

 

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この日は服部阪急商店街の「新春お餅つき大会」ということもあり、大勢の人で賑わっていました。

booworks前ではハンドメイド雑貨販売、店舗内では「くるみボタンづくり体験」もあり、とにかく人!人!人!!

ねじり鉢巻の大将もがんばります!!!(笑)

 

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特に団欒長屋の子供たちは高学年の子もいたので頼りになりました。

お金の管理や小さな子供たちの面倒見もしてもらい、みんなで交代休憩をしながら終始楽しい雰囲気で賑やかに。

先日に引き続きJCOMさんの取材も入っていたので、インタビューに応えるウチのこども店長。

 

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普段はおちゃらけてますが突然のフリートークと慣れないフリ、大きなカメラに緊張してしまいアタフタと。(笑)

フリートークが出来ない芸人は使えないとのことなので、その辺も鍛えていかなきゃならんですね。

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団欒の女子チームはハキハキとしっかり応えていました。さすが女子!!

 

そして今回、できるだけ小さな輪で作りたいと思っていたので、ミネラルウォーターは「能勢酒造」さんのものを使用しました!

様々な飲料を扱ってらっしゃるので、もしかしたら将来、豊中レモネードとかもできるかも!?

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そして今回一番のチャレンジだったのが、お金をすべて任せること。

高学年チームには初めにもきちんと説明をして、釣り銭の5万円を全部託しました。

 

 

正直、「大きなお金に触れる」というのはそれぞれの家庭の方針もあるだろうし、どうかなと思うところもあったんだけど、子供たちは大人になった時「お金を稼ぐ」ことに対面します。

 

「お金の教育」は学校ではあまり教えてくれません。

経済や社会の仕組みは授業でも習いますが、お金の正体や役割、わかりやすく言えば「どうやったら儲かるか」のようなことは日本人の美徳もあり、ちょっと控えめです。

 

でもほぼ全員が「稼がないといけない」状況に置かれます。

学校での集団教育が社会性を育むのであれば、早いうちからお金についても慣れ親しんでおいた方が良いというのが僕の感覚です。僕が言うのもアレですが、経済感覚ってすごく大事です。(笑)

 

売れた時に売れた!と喜ぶのではなく、「なぜ売れたか?」を考えて次に生かさなきゃならないわけです。

「稼ぎがある人」と「稼げる人」は少し違います。

 

 

はじめに5万円を子供に渡して、僕や大人は最後までお金を見ることはありませんでした。

大金を託された責任感と使命感を持って、すごく誠実に取り組んでくれました。

 

途中で釣り銭箱を床に落としたんだけど、もうね、探すのにみんな必死です!!!

そりゃもう、自分たちの苦労ですからね、大騒ぎでした!(笑)

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最後の集計もみんなでしました!!

 

・全体のお金−釣り銭=売り上げ

・売り上げ÷2=自分たちのお小遣い(もう半分はチャリティ)

・自分たちのお小遣い÷子供たちの数=自分のお給料

 

ここはほんとに真剣です。

間違えちゃいけない!とみんな黙々と、協力しながら数えていきます。

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お札の向きを揃えたりシワや折れを伸ばしたり、そういう部分も教えながらワクワクの瞬間です!

 

 

集計の結果、本日の子供たちのお給料はひとり「1,000円」でした☆

みんな嬉しそうに満足気で「初任給」を受け取ってくれました。

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このお小遣いをどう使うのかはわかりませんが、自分たちの時間や手を使って得た立派な「収入」です。

自分たちの仕事で他の誰かを喜ばせる。その喜びの対価として相手から「お金」を頂く。

 

世の中が複雑になりすぎてわかりにくくなっていますが、貝殻や石がお金だった時代からこの基本原理は変わっていません。

ここをきちんと感覚として持っていれば、大きく間違うことや迷うこともないと思うんですよ。

そして、それによって得たお金をまた、他の誰かの喜びに変えていく。

 

 

お金はただの物質です。それについてまわる人の気持ちや喜びがお金を動かす原動力です。

お金はどれだけあっても、エンジンにはなりません。

お金を動かすためのエンジンやガソリンは、人を喜ばせようとする気持ちや行動なんじゃないかなと思います。

飲食業・サービス業に携わっていて日々感じることです。

そしてもうひとつは、エンターテイメント。

楽しい空気や楽しい場所を作ること。

 

 

物を並べたり、技術や資格を得るだけで売れる時代は終わりました。

それはただのスタートです。

 

そこからどう工夫するか?です。

そのためには考えなくちゃいけない。

考える種になり、一番実感として理解できるのは「体験」です。

簡単にいえば、体験はお金に変わっていく種です。

 

「できないから、させない」ではなく、「できないから、やらせてみる」のが良いと思います。

自分は何が得意で何が苦手か、それを知るだけでも道は開けます。

本当に迷った時、自分の足跡を辿る時、どれだけのヒントを残してあげられるかが大人の役割でもあるように思うのです。

 

 

お金お金と書き連ねていますが、やらしい話じゃなくてむちゃ大事な話です。

僕も若いうちにそういうことを教えて欲しかったなと、つくづく思うんですよ。

売れないミュージシャンは、売り方を知らないミュージシャンだったからです。(笑)

 

せっかく有限な時間を使うんだから、子供たちには有意義に時間を使ってほしいものです。

好きなことを仕事にすることや自由に働くことができる時代です。

特に、大人になること、働くこと、に対しては「楽しい」イメージを持っていてほしいなと。

「早く大人になって、あれもしたいこれもしたい!!」って自分で思えるような景色を僕らは見せていかなきゃならんわけです。

 

国語や英語や難しい勉強は学校の先生が教えてくれるので、僕は学校では教えてくれない、商売の先生としてちょっとでも子供たちの足しになればいいかなと思うんです。(笑)

 

 

まぁ、難しい話はさておき。

子供たちにとってはただの楽しかった1日。

それでいいんです。それがいいんです。

いつか迷ったり悩んだりした時の、ちょっとした種になればいいな。

 

 

まーなによりも、この活動を通して僕自身が得た「体験」はきっとこの先役に立つはず。

悩める37才の考える種になるんじゃないかと!!!(笑)

 

 

今回の売上の半分とこれまでの売上の半分を足して、学童施設「団欒長屋プロジェクト」さんと話をしながら、子供たちに必要な物を寄贈することになっています。

まだもう少し、物語は続きますので、みなさんよろしくお付き合いください!!