素晴らしき世界

 

先週日曜日は喫茶ピーコックで「近コンカフェ」でした!

近畿圏のろう学生による手話カフェ。

昨年に引き続きピーコックで開催してくれました(^^)

 

 

今回はタピオカをしたい!ということだったので、ドリンク中心のメニューで。

とはいえ僕はウロウロしたり事務所で本読んだりちょっと手伝うくらいで、調理から接客まで学生が分担で担当。

賑やかで楽しい時間でした(^^)

 

 

お昼くらいまではのんびりしてたんだけど、午後すぎからは本当にたくさんの方に来ていただいて大盛況でした!

キッチンもてんやわんやだったけれど終始にこやかに。

 

 

企画から打ち合わせ、当日の準備、片付け、そして反省会やオンラインでのやりとり。

「聞こえない世界」に触れたのは、インスタグラムで繋がった近所の友だち、「缶バッヂのほり出し屋」高橋さんがキッカケでした。

高橋さんは「そういえば私、聞こえないんですよ〜」くらいのノリで僕とあれこれイベントを企画したり、手話を教えてくれたりしました。

 

それから手話カフェやマルシェなどをするうちに僕も少しだけ手話を覚えたり、何よりも心理的なハードルが下がりました。

コミュニケーションの手段なんて、なんとでもなる!って思えたんですよね。

それ以来、外国の人でも同じ気持ちで接することができるようになりました。

伝えようとする気持ち、理解しようとする気持ち、それを繋ぐものはなんだっていいんです。

 

 

今回は喫茶ピーコックの普段のお客さんとの間で少し食い違いがあって(手話カフェということを理解していただけなかった)、僕は僕で色々と思うところもあったけれど、そういう事も含めてまた深く考える良い機会になりました。

 

SNS(友人限定投稿)では少し深く触れましたが、僕はやっぱり強く思うことがります。

 

 

「挑戦しようという人の現時点での不具合や失敗をバカにしたり、目先の出来事で相手の価値を算出しようとするその行為や感性」はどうしても相慣れません。

小さな子供の失敗を許容するように、寛容な世界を目指します。

 

それは、想像力と思いやりです。

つまるところ、優しさです。

 

 

挑戦を肯定する社会、失敗から学ぶことを許される社会。

僕たちは誰かの期待を超えるために働いているわけでもなく、顔の見えない誰かを打ち負かすために汗をかいているのではないのです。

 

 

ひとりひとりの夢や気持ちや思いに、周りが協力する。

「共生」というのは自立の集合体ではありません。

 

 

 

豊潤な相互依存、です。

 

 

地域という枠組みの中で誰かの挑戦を応援し、夢に協力しながら、豊かな時間を生み出していく。

喫茶ピーコック、亜論茶論、PEACOCK64や僕の活動がそういった一端になればと、今日も夢を見るのです。

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