4月13日から5月6日までの21日間で合計48名、カレーとハヤシルゥ「340人前」をお届けした「ウエシバーイーツ」。
ふとした思いつきにも関わらず協力して頂いたみなさん、ありがとうございました!
上の写真を作りたいがために走り回ったんだけど、もうなんか完璧な仕上がりになりましたよね(^^)
で、ここからが本題なんですが、みなさんにお届けした喫茶ピーコックのカレー。
あれ、お店で出しているカレーとは少し違うんですよね。
喫茶ピーコックの創業は昭和39年。
僕で3代目、今年で56年目です。
56年間、「コーヒー&カレー」の喫茶店として、服部天神の駅前でずっと営業してきました。
そんで、喫茶ピーコックのカレーって、開業以来「ずっと継ぎ足し」なんですよね。
言い伝え通りだと、「56年間ずっと継ぎ足してきた」わけです。
(※僕が継いで15年は確実に継ぎ足してます 笑)
昔、ウチのおばあちゃんに「そもそも、カレーってどうやって作りだしたん?」って聞いた事あるんですね。
喫茶ピーコックの前身は「のせや」といううどん屋だったんだけど、「カレーうどんを作りたかったから、そのへん歩いてた台湾人のコックに聞いた」んだそうで。
「そのへん歩いてた台湾人のコック」!!!!!!笑
そんなわけで、喫茶ピーコックのカレーの源流はそこからスタートしたんです。
で、今回みなさんにお届けしたカレールゥは、「56年間炊き続けたカレーの寸胴」を通ってないんですよね。
いつものレシピで炊いて、数日寝かしたものをお届けしたんです。
「えー、そうなん!なんでやねーん!!」って思われたかた、すみません。
もうこれはオペレーションの都合上、しかたないことなんだけど。
もちろん、おいしいんですよ。僕が作るんだからさ。
でも、お店の味とは少し違うってだけなんです。
本当はね、服部56年カレーを食べてもらいたいのは山々なんだけど。
コロナの影響があるうちはしょうがないですよね。
ピーコックのカレーは店の外に出せないので。
なので、みなさん。
コロナが収まってまた普通の日々が戻ったら、ぜひぜひ喫茶ピーコックまで足を運んでくださいな。
代々受け継いできた「56年目のカレー」を用意しておりますので!(^^)
引き続きご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
喫茶ピーコック3代目店主 上芝英司
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