金曜日は神戸のコワーキングオフィス「ON PAPER」さんで開催されたイベントにひさびさ登壇。
「NEIGHBORHOOD(ネイバーフッド)=場所に根差した人間関係を持ち暮らす人」というテーマでお話しさせていただきました!
やー、ひさびさに服部から出ましたが、神戸の街並みはおしゃれでした。 #田舎もん爆発
ON PAPERさんは数年前にイベントのお客さんとして行ったんだけど、今回はスピーカーとして。
僕なんてバチバチの地元人間で年間365日くらい駅前にいるんだけど、都会になればなるほどそういった場所に根差すだったり地元で遊ぶ的な感覚や体験っていうのは薄まっているみたいですね。「徒歩圏内で済ます」とか「近所を頼る」みたいなことがしにくいんだそうです。
そんな中、世界ではコロナ以降「コンパクトシティ」だったり「15min NEIGHBORHOOD CITY(=徒歩15分圏内で暮らしを完結させる)」みたいな潮流があるらしく、ずいぶん前から僕が実践している「地元の友達と一緒に暮らす」的世界観にスポットが当たるっていうことに。
「くじゃく町」なんて言い出したの、2018年の初めだもんね。
コロナで一気にローカル化が加速したと思うけど、そもそもそういう道を辿ってたんですけどね、遅かれ早かれ。
そんなわけなんで、ローカルコミュニティという名の「小さな文化経済生活圏」で暮らしを修繕保全していくっていう活動(僕はただより良く暮らしたいだけ)はこれからもそっちの方向に加速することでしょう。
特にくじゃく町はカルチャードリブンなので、場所というよりも「ノリの近い人」や「価値観の近い人」で括っている架空の町なんですよね。
そこで最近思いついた言葉が、
【 マボロシティ 】 です!
共通概念として僕らの心に存在する幻の町、それが「マボロシティ」。
きっとこれから増えていくんだと思う。
メタバースや仮想通貨やブロックチェーンで実生活に近くなってくると思うし。
そんな、ローカル×コミュニティが加速していく時代感のなか、2025年に整備される服部天神駅前の市民参加ワークショップ第3回が日曜日に開催されまして。
コロナ禍で雨だったし参加人数は少ないものの、平面図と対話が大好きな僕にとってはとても楽しい時間でした。
これからどうなっていくのか、どうしていくのか。
今回以降は役所主導ではなく、僕ら住民主導で意見交換や場づくりをしていかないといけないと思うんだけど、なかなかに繊細なコンテンツだしじっくり考えつつ。
とはいえ、喫茶ピーコックは駅前の景色を眺め続けるわけだし、僕の人生は大半をここで過ごすことになるので力みたいところではあります。
自分の話ばかりになっちゃうけど。
小さな町の小さな駅前の小さな喫茶店では、地元の人が自分の時間を過ごしたり友達とお喋りしたり待ち合わせしたり、本や新聞を読んだり町を眺めて過ごしたり、天気のいい日はベンチでコーヒーを飲みながら仲間と語らい、店主は人を繋げ、相談にのり、背中を押す。
変な企画をいつも考えては町のみんなで開催して、まるで遊びながら暮らしているような。
そんな地元ライフの集合場所として「喫茶ピーコック」が在り続けれたらいいなと思ってます。
きっとまた、「地元暮らし×身内ノリ」がカウンターカルチャーとして復活していくと思うしさ。
これからは思考も行動も生活も、【 より少なく、しかしより良く。】になっていくんじゃないのかなぁ。
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