先日発行したピーコックマガジンでも言ったんだけど、僕の長年の夢がついに叶ったんですよ。
それは、
「もの書き」になること。
22歳の時に入院中の病院で書き始めたブログ(当時はまだテキストだけのBBSだった)がキッカケになって、そこからずーっとどこかしらで「文章」や「言葉」を書き続けてきたんですね。
エッセイやコラムやショートや歌詞やコピーなどなど、特に休むこともなく、自分の好きなようにやってきました。
21歳でバンドを辞めてから、何を手に取れば良いのかわからずに右往左往していた僕は何気に書き始めた文章が妙に馴染み、書くことで気持ちを落ち着けたり、ハッとひらめいたりもして。
文章を職業にしたいと思っている時期もあったしね。
で、そこから紆余曲折あって家業を継ぐことになるんだけど。
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あれから20年、去年4月に喫茶ピーコックの冊子「ピーコックマガジン」を発行することになってからは、毎月文章を書いたりそれが形になって手元に残ることが嬉しくて楽しくて。
店の合間を縫って文章を書き綴り、構成や編集や友達のお店の紹介文を考えたり、自分の好きな本や音楽を紹介したり。
「これもう、ライターの仕事やん!!笑」と周りからも言われることがあって。
そんな中、友達でもあるサルビアジュニアの市橋くんから「ウチでもそういうの作りたいんで、企画編集で入ってもらえませんかー?」とオファーを頂いたんですよね。
そりゃそんなもん、ふたつ返事でオッケー!ですよ。
こうして、紙面レイアウトからコンテンツ、テキストライティングや編集までを手掛けた小冊子「salvian(サルビアン)」が出来上がったわけなんです。
創刊号はなんと僕を取り上げてくれたので、自分で自分の紹介文を書くような感じになったんだけど。笑
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「多様性を認め、力に変える社会を創る」という強い理念を掲げて、豊中を中心に爆進している市橋くんの原動力にもなっている「ローカルヒーロー」。
今号は近所の世話焼きおじさん第1号として僕の活動やふたりの対談を収録した、サルビアの世界観たっぷりの冊子になっています。
そんな、ローカルヒーロー(=サルビアン)たちにスポットを当てながら、偶然でも手に取った人の考えるキッカケになったり違った視点をお届けすることができたらと思って。
「salvian」の発行は不定期なんだけど、これからも豊中を中心としたローカルヒーローを特集していきます。
インタビュー全文が掲載されているnoteは下記URLからアクセスできるし、PDFファイルもダウンロードできます。
喫茶ピーコックにも冊子が置いてあるのでぜひお手元に!
▷https://note.com/salvian_magazine/n/n14c4f7c76db8
音楽を諦めてもの書きにもなれなかった僕が、20年以上経った今になって誰かにために文章を書いたりギターを弾いたりしてるのって本当にわからんもんですね。
お金や名声のためじゃなくて、自分に実直に淡々と続くこと。
むしろ、そうやって続けられることこそが「夢」の本性なのかもしれませんね。
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