きほん

 

ビジネス書やHowTo本から少し離れて、最近は暮らしや生き方の本に寄ってます。

今風に言うと、マインドセットみたいなもんだろうか。

 

経済活動や仕事、時間や作業の効率化やコミュニケーション術。

突き詰めて考えていくと、結局のところ「その先に何があるの?」ってことになるんですよね。

 

 

お金が増えた、時間が増えた、気持ちに余裕ができた。

その努力や結果はもちろん、そうとうなもの。

でも、「そもそもなぜ増やすのか?」とか「余剰分を何に回すのか?」ってところをしっかり持っておかないと、それ自体が目的になっちゃう気がしていて。

 

 

お金と時間と心の余裕ができたら、そこで自分は何を思うのか。

そんなことに興味が出てきました。

 

まだ余裕なんてないけどね 笑

 

 

 

最近読んだ京都のイノダコーヒー猪田さんの本。

コーヒーの淹れ方というよりも喫茶店という仕事を通じて得た実感が語られていました。

 

読み終わって頭のなかでまとめてたんだけど。

 

 

 

挨拶、掃除、丁寧。

 

 

この3つで全て語られていて。

でもそれって、「うちのおばあちゃんや父親、向かいのうどん屋のおばちゃんが言ってたことと同じや!」って思ったんですよ。

 

 

うちのおばあちゃんが服部の駅前でうどん屋を始めたのは昭和25年。

その向かいでおじいさんが喫茶店を始めたのが、昭和39年。

 

 

世の中はどんどん変わっていくけれど、人間はほとんど変わっていない。

価値観の変容なんていうのはほんの表面的な部分で、本質はやっぱり歴史とともに受け継がれてきているんじゃないかと思うんです。

 

「うまいもんはうまい」みたいなもんかな 笑

 

 

おばあちゃんはよく、「お客さんには、”あんじょう”してあげなね」と言っていました。

 

「あんじょう」とは、「味良く」が変化したもの。

いい具合にとか、うまくとか、そういう意味です。

 

 

ピーコックがあるのもイノダコーヒがあるのも、歴史のあるお店はきっと「あんじょう」してきはったんやと思うんです。

 

 

 

お客さんや世間に対して、「あんじょうする」のが仕事だとすれば、自分やその周りに対して「あんじょうする」のが暮らしのような気もします。

ようするに、「自分にとって心地の良いこと」を知るということ。

 

 

働き方、生き方、ワークライフバランスだのと世間は騒いでいるけれど、それ自体を地図にしてしまうんじゃなくって、自分の地図と照らし合わせながら判断していくのが良いんだろうなと。

 

 

どこに誰といて、何を着て何を食べるのか。

 

「あんじょう暮らす」ためにはまず、自分の必要十分を知ることから。

 

 

よく子供が何かを欲しいって言って理由を聞くと「みんなが持ってるから」っていうのあるじゃないですか。

あれで親は「そんな理由じゃあ、、」みたいになることあるけど、それは僕らにも当てはまること多々ありますよね。

 

 

自分の形と大きさをよく知っていると、なにかと便利な気がします。

そしてそれを人と比べないこと。

 

 

自分の形と大きさは、自分で決めて、自分で磨き、自分で愛でるものなのです。

 

 

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