少し前に「ここここ」っていう、右下っぽさを探求するウェブマガジンのインタビューを受けたんですよ。
この「右下っぽさ」についてはサイトを見てくださいな。(うまく伝える自信がないので 笑)
記事の中では僕の成り立ちの話やお金や価値についての話、れもねいどの話やなんかも織り交ぜつつ、最終的には「お坊さんになりたい!」とフルスイングで喋り倒したら、パーティに呼ばれまして。
で、お坊さんについて話すんかと思いきや、「これからの学校と教育」っていうテーマが飛んできて。
ここここ… 、これからの学校。。。
小中まではわりと普通だったような気がするんだけど、高校に入って音楽始めてバイト始めて、バンド始めだしてからはどんどん世界が広がり。
毎晩バイト先に入り浸ってヘンテコな先輩たちと熱く語り合い。
ライブハウスに行きだしたのもこの頃。
天保山ベイサイドジェニーでダイブしたり十三ファンダンゴでもみくちゃになったり。
「これからの学校」の話なんてできるんやろか、、、
でもやっぱり、パンクロックやバンドとバイトが僕の支えになっていたと思う。
トークでは「学校以外の選択肢がたくさんあった方がいいし、学校も選択肢のひとつであっていい」みたいな話をしました。
実際に、多種多様なバイト先の人達(変なおっちゃんや優しいおばちゃん、怖い先輩やきれいなお姉さん、理解しがたい社長やダメダメな後輩)との3年間は最高だった。
お弁当の配達にヤクザの事務所に行き、虎の毛皮の絨毯にひざまずいて絵に描いたような人たちとお金のやり取りをして、帰り際に
「おぅ、自分、いくつや?」
「あ…、17才です。。」
「そうか。ま、がんばりや。」
って言った親分の言葉は忘れません 笑
そんでもって、あれから倍以上生きたにも関わらず「みんなと同じやり方で、同じことを、同じ時間にする」ことが相変わらず苦手です。
「自分で考えたやり方で、自分の興味あることを、ひとりでマイペースにじっくり取り組む」のがいい。
そりゃ違和感あるわ。笑
それにしても、このイベント、変な人が多すぎた。(良い意味で)
それこそが右下っぽさなのか、「大人になっても自由研究をやめない人」みたいな人だらけでしたよ。笑
ほんとおもしろい人ばっかりなので、ぜひ記事も見てみてくださいな。
そして日曜日は神戸まで、「生き方見本市」に参加。
こちらもゲストスピーカーの人がおもしろくって、色々お話を聞けたのが良かった。
詳しくお話を伺ったのは
島根県の海士町で「島食の寺子屋」などをされている恒光さん。
神戸のクリエイティブカンパニー「IDEE INC.」の井上さん。
会場になったコミュニティ型ワークスペース「ON PAPER」はIDEEさんが運営されていて、コンセプトというか方向性はものすごく亜論茶論と近いなぁと。
もちろん広さもおしゃれさもぜんぜん違うんだけど 笑
僕は常々「価値と価格」がテーマになっているので、おふた方には「島の経済圏の話」と「お金じゃない価値の尺度」を伺って。
他に登壇されていた方も多種多様な方がいらっしゃって、ものすごく濃い5時間だった。
今後に繋がりそうな話もできたし、勉強になりました。(^^)
この2日間で、本当にたくさんの人の話が聞けて出会いもあって。
みんな共通しているなぁと思ったのが。
「これまでこういうことをしてきて、今、こういう風に生きてる。」
ってだけなんですよね。
誰だってどこかで学校の先生に呼び出されて「将来、どないすんのや?」って聞かれたと思うんだけど、そういう時ってだいたい「職業」の話になると思うんですよ。
でも、この場ではみんな「職業」の説明や「仕事」の内容についてじゃなく、「何を大切にして生きているか」っていう話だったように思う。
そして、「大切なものを大切にできる現場」として、現在の職場を選んでいるように思えました。
もしその現場と自分の大切なものに違いが出てきた時にはまた、ふらりと旅に出るんじゃなかろうかと。
決める、決めない、も自由です。
不確かな時代だからこそ、「最強よりも最適化」なんじゃないかと。
そのためには時として、のらりくらり、ふらーりふらり。
散歩や、ぶらり旅くらいの気持ちで人生を歩くのも悪くないなぁと思えたのでした。
帰り道の電車の中でふと、
「ふら〜り、ふらり。フラーリンス 」ってのが出てきまして。
なんか、、フリーランスよりも自由度高そうだぞ!と思って気に入っています(^^)
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