【夏の記憶722】災害ボランティア

この夏はとにかく動いた。

書き起こす時間がなかなか取れなくってブログの意味がなくなってしまっていたんだけど、暑さもましになってきたので「夏の記憶シリーズ」ということで書き連ねていこうと思っています。

Vol.1は、岡山県総社市へ豪雨災害ボランティアに行った話。

 

 

 

ネットや新聞で状況を見ていた今回の災害。

全国あちこちで起こるたびに気になっていたんだけれど、今回は距離的にも行けそうだなと思っていて。

スケジュールを見ると22日の日曜日が空いていたので、思い切って行ってきました。

色々やってそうと言われますが、災害ボランティアは人生初。

新幹線に乗って、びゅびゅんと岡山まで。

駅前は特に被害もなさそう、ボランティアセンターまで歩きます。

センターでは受付と簡単な説明を聞きました。

 

総社市の社会福祉協議会がボランティアセンターになっていて、本当にたくさんの方が動かれていました。

物資の受付やボランティアさんのケア、全国からのメッセージボードなど、ここが拠点です。

イセキの塩飴を渡してきましたよ。

日曜ということもあり、たくさんの人でした。

飲み物や飴、タオルや帽子など、ここで装備を整えます。

 

 

普段の農作業で使ってる服や備品を携え現地入りしました。

暑くても長袖、は田んぼで学びました(^^)

 

時間ごとにバスが出ていて、被害の大きな地域に振り分けられていきます。

僕の乗ったバスは「下倉」という地域に向かいました。

 

バスやトラックもほぼ災害関連の作業をしていて、全力で復旧しているようでした。

 

駅を離れるにつれ災害の爪痕を目のあたりにすることになります。

ゴミや瓦礫の積みあがった場所もいくつか通りました。

 

全部ダメになるとはこのことなんだと痛感。

 

僕がお手伝いをしに行ったお宅は1階の天井近くまで浸水し、もうとにかく何もかもが泥まみれになっていました。

おじさんと色々話しながら、倉庫内の書類の整理を任されました。

 

領収書や郵便物に混ざって、家族写真や手紙、記念の色紙などもたくさん。

まだ少し濡れていたり、引き出し自体に泥水が溜まっていたりする状況です。

破れないようにゆっくりとはがし、日に当てて乾かしていきます。

作業時間のほとんどをこの作業に費やして、午後3時にはセンターに戻りました。

 

センターに戻るとボランティアの方があれこれと食事を作ってくれていたり、かき氷や飲み物が用意されていたり。

 

もちろんお金のやり取りはないんだけれども、全体がそれぞれやれることをやり、その交換をしながら保全に向かっていく感じは人のつながりで成り立っている「地域」を実感させるものでした。

 

 

 

今回、行こうと思ったその目的は3つありました。

ひとつは、前々からこういった時に具体的に動いてみたいと思っていたこと。

ふたつめは、こうして発信することで、これを見た人が何か考えるきっかけになったり、災害ボランティア初心者の僕でもなんとかなるかなというレポートができればと。

最後は、お金じゃどうしようもない状況の中で地域はどう動いているのか、またその中に入った時に僕自身は何を感じるのかを知ることができるんじゃないかと。

 

このことを念頭に置きながら実際に行ってみて、衝撃を受けたのが「におい」でした。

少し考えると当たり前なんだけれど、ただの雨水でもないし、いろいろなものが混ざっているわけです。

ネットでもテレビでも情報としてはあるんだけれど、そこで呼吸してみて初めてわかります。

なんとも形容し難いんですけど、「これってどうするんやろ?」っていう先の見えない状況でした。

 

おじさんの家でもおにぎりや漬物を出してくれたり、いろいろと気を使ってもらって。

大したことはできなかったんだけど、心が揺れ、思いが巡る一日でした。

 

 

もし僕が当事者として同じ状況にあった時、何を思い、どう動くんだろうか。

前へ進むだけが人生じゃない。

 

自分を揺さぶり、当たり前を疑い、在ることに感謝する。

帰って銭湯の湯船に浸かりながら、「見知る」ことの大切さに気づきました。

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