少し前の話になるんだけれど、何かの拍子にふと思いついたんですよね。
世の中がマスク不足で困っているけど、布でマスク作れる人は身近にいる。
でも、マスク作れる人は布が足りない〜って言ってる、ほんで販路もない。
でも、家に布余っている人もたくさんいる。
ん〜、、、
あ、そうだ!って。
これこれ。
町のお店が販売店になってマスクを売って、その売上は現金としてはお店に入るんだけど、作家さんには「その店の商品」でお返ししたらいーじゃん!ってね、思いついたんですよね。
まぁ、ほぼ「とよなか米騒動」の応用なんだけど。
そんなわけで早速、フェイスブックなどで呼びかけてみる。
するとまぁ、やっぱり各ご家庭にはあるもんですね。
いつか作ろうと思って買ってあるんだけど特に何にもなっていない布たち。(ウチにもあります)
せっかくの機会だし、カレーに変えてみませんか?って。
1週間も経たないうちに布問屋になってしまったうえしば氏。
いつぞやの越後屋が目に浮かびます。
そんなわけで、ご近所のマスク作ってるママさんにパース!!!!
数日後には素敵なマスクたちが届きました(^^)
そして販売店はウチ(喫茶ピーコック)のほか、おとなり曽根のコーヒーショップ、毎度おなじみ「マホットコーヒー」大槻さん!!!
こういう時のレスポンスは素晴らしい(^^)
■世界の豆がいつでも試飲ができるコーヒースタンド「マホットコーヒー」
・https://mahotcoffee.shopinfo.jp/
店頭に出してみるとやっぱり需要はあったようで、本当にたくさんの方に手に取って頂けました!
もうずいぶん落ち着いたので現在は終了していますが、よかったよかった。
布マスクの売上は1枚あたり300円なんだけど、現金でお返しするのではなくて「300円相当のお店の商品」でお返しすることにしたんですね。
そうやると原価と売値の差額はお店に入ることになるし、お店にとっても多少の支援にはなるのかなと。価値の発行益的なアレですね。
布マスクを作ったら、カレーとコーヒーになって帰ってきたよみたいな。笑
・・
ここ数年は「物々交換」とかをテーマにしてきたんだけど、本当にそういうの得意になってきました。
お金を挟むこともあるんだけれど、それもまたうまいこと動かして他に変えていくみたいな。
多くのことは「お金が足りない」というよりはそれを手に入れるための方法としてお金を採用していて、それが故に届かないみたいなことになっているので、その必要なものをダイレクトに届けることができればお金を介さなくても良いんですよね。
まぁ、その昔はそれが普通だったわけだけど。
こうやって地域のみんなで得意を持ち寄って交換や融通しながら暮らしていくのが僕の夢なので(ずっと言ってるけど)、くじゃく町のことも引き続きやっていきますよ。
時代が変わるなんて言われているけれど、ただ待つんじゃなくって、じわじわと自分の理想に寄せていきたい。
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