これも、ふとした思いつき。
あるとき、店のゴミ箱を見てて「パンの端っこ、めちゃ捨ててるなぁ。」と思ったんですよね。
そっからはいつもの感じで脳みそがぐるぐる回転しだして出てきた遊びがこれ。
『ソーシャルラスク』っていう、喫茶ピーコックでサンドイッチやトーストを作る時に出るパンの耳や端っこをシュガーラスクにして販売し、その売上を全額「豊中市社会福祉協議会の善意銀行」に寄付するっていう取り組み。
社協の善意銀行には2016年から3年間活動していた「豊中こどもれもねいど」でもやってきたことだし、身の回りの余剰物の意味を変えて換金して寄付するみたいなことも遊びのように繰り返しやってきたことなので、ソーシャルラスクに関しても周囲の人やお客さんにもわりとスムーズに理解してもらえたし協力もしてもらえました。
そんなこんなで注目の、今年度の寄附金額ですよね。
その額なんと、【 101,000円 】 でした!!!!!
ラスクは1個100円なので、1010個も販売したことになります。
閉店後にも休みの日にも必死で作ったり届けたりしたかいがあった。
こうやって数字で出ると嬉しいですね。
ま、僕は作ってばっかりで、買ってもらった皆さんのおかげなんだけど。
このお金は全額、きちんと僕が社協の窓口に届けます。
春からはお店も小さくなるし規模もそれなりになると思うけど、こういう草の根的というか小さな活動が長く続くっていうことのほうが大事だし、何か特別なことでもなく(ブログに書くほどのことでもない、みたいな)当たり前に循環しているような世の中になればいいなーなんて思ってます。
もったいない精神×地域自治×遊びのアイデア(粋や酔狂)なんて、江戸時代とか当たり前にあったように思うんだけどなー。
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